始めまして、みにがっさです。
このブログはポケモンとかその他色々書き連ねる公開メモ張みたいなものです。
ボスラッシュ振り返り+α
昨夜開催されたボスラッシュ企画の振り返りをメモしていたら結構多かったので書き残すことにします。
・参加した理由
普段ならこのような企画は挑戦者側でウキウキで乗り込むのですが、推しパ調整会には始まった当初からお世話になっていたので、参加者が減ってきた現状で自分に何かできることはないかと考えていたこともあり、渡りに船と思い立候補しました。あと、youtube配信をやってみたかったってのもあります。
マキムラさんのPV見た時は「自分がPVにいる!」ってめちゃめちゃテンション上がって嬉しかったですし、本当にボス役になってよかったと思いました。みんな二つ名とか欲しくないですか?自分は貰って大喜びしました。
↑この動画の後半です。
・企画名
参加して頂いた皆様からは好評だった(と思う)のですが、挑戦者の数そのものが少ないように感じました。企画名的に初見さんには難易度高めに思われたかもしれないですね。元々の推しパ調整会がゆるい企画であることが伝わりづらかったのも原因かもしれません。「推しパスタンプラリー」みたいな軽い感じの企画名とかの方が参加しやすくていいのかもと一夜明けて思ったりしました。ただし、全勝者が増えやすくなりマキムラさんの負担も増えることは見なかったことにするものとします。
・ルール形式
元ネタ的にしょうがないのですが、直前に説明画像を編集する段階でやっと気づきました。このルール、複雑すぎる!自分も配信画面作ってる最中にルールをめっちゃ読み返していたのですが、理解するまでかなり時間がかかりました。こればっかりはどうしようもないから次の項目に移ります。
・配信画面などの対戦への誘導形式
上記と似たようなことになるのですが、ルールが複雑になるほど画面上に表示する文字数が多くなる→見えづらくなる、ということで文字色を変えたり記入例のコピペを用意するなど一応の対策はしました。が、少なくとも文字数削減的な意味でも「推しパ調整会とは」の部分は概要欄で良かったですね。逆に、配信中にTwitterで定期的に告知するのはやってよかったなと感じました。
あと、もし出来るなら画面を3分割して配信の枠を1つに絞った方が配信側、視聴者側共にやりやすいかもしれませんね。あとは、ミロんさんがやってくれたように挑戦者側でも配信をやってくれると視聴者目線ではかなり楽しめるのではと、皆さんのアーカイブを見返して思いました。
・対戦について
緊張からか細かいプレミが多発してましたね。録画を見返して1人反省会してました。あと、Rシトリーさん大人気でしたね。滅茶苦茶選ばれてました。あの編成1プレミが負けに直結するのでめっちゃ集中力いるんですよね。常連メンバーはその辺分かってやがる……。
それにしても、対戦しながら喋るって難しいですね、配信者の方々本当に凄いですね……。
あと、アメロモンさん戦はほぼ負け確の状態からのCムルムルちゃんのまくり力の高さが見られる大接戦なのでぜひ見て下さい。
・+α
推しパ調整会では毎月月末に今回のような特別企画をやるそうなので、その場の思い付きですが1つ書き残しておきます。よければ使ってください。
○3on3
3柱だけ編成してマッチングしたらそのままバトル!な、お手軽企画。編成や選出を考える手間をバッサリカットすれば新規参入者もやりやすいのでは?と思ったので提案してみました。実際カラフル杯や縛りプレイヤートーナメントで3on3はやったことがあるのですが、サクッと終わって回数こなせるので祭系のイベント向きかと思います。
あ、そうだ(謝罪)、ボスラッシュ企画の準備してたらもう2月末になってしまったため、動画の方はもう少しお待ちください。
【メギド72PVP】Rムルムルリーダー200勝編成紹介
どうも、普段はニコニコ動画に「イベント配布メギド縛りでメインVH(
https://www.nicovideo.jp/series/134158)」という縛り動画を投稿しています、みにがっさです。今回は200勝記念も兼ねて、思考整理のためにRムルムル編成について書くことにしました。
最近はもう殆どこの称号を付けています。マジでテンションとモチベーションが上がります。過去に推しの200勝称号についての記事も書いてますので、良かったらみてくださいね。
【メギド72PVP】推しリーダーで200勝称号を取るために【前編】 - キノコの小部屋
【メギド72PVP】推しリーダーで200勝称号を取るために【後編】 - キノコの小部屋
編成紹介
Rムルムル@エルタニン
今回称号を狙う推しメギドのためリーダー固定。SSR+オーブのエルタニンを持たせれば、マスクド・マッドBハックを抜けるという絶妙な素早さに目を付け、1T目のタナトスの狩り残しを狩る役割で採用……したのだが、ブリフォーとの相性が良い事に気付いた時に役割が大幅に変わった。2T目にコロッセオが劣勢状態でもエルタニンで3000以上のダメージを平気で叩き出し、盾でも構わず吹き飛ばすトンデモ兵器枠となった。このおかげで、1T目を劣勢状態で終わってブリフォーが倒されていても、エルタニン1発で優勢状態に持っていけることが頻発し、間接的に火力と耐久力を上げてくれていた。
スキル・覚醒スキル・奥義が余りにもPVPに向いておらず、消したいMEも無く、倒すリターンが低いために狙われづらかったので、基本的にエルタニンでの奇襲成功率はほぼ100%だった。相手視点、1T目に絶対に放置してはいけないタナトスやブリフォー、Rダンタリオンを1人処理したと思ったら、放置してたRムルムルからワンパン打点飛んでくるとか地獄でしかないな……。放置安定とされるRムルムルから高速超火力を飛ばすのは本当に気持ちが良く、劣勢下でもスキルを使ったCラウム以外ならほぼワンパンできるため、フォトンアドを稼ぎやすかった。
特性やMEの飛行特攻は思ったよりは強く、コロッセオ無しのエルタニンでBリリムをワンパンしたり、コンボパーツとして採用されているBマルファスをRダンタリオンで大幅に削ったりと地味ながら活躍していた。ちなみに、コロッセオ下のエルタニンと飛んでいるメギドに当てると後列でも余裕で7000を超えるダメージを出すので、コロッセオの優勢の維持とクソデカダメージ見たさに狙う場面も多々あった。
ブリフォー@ラパン
その場のノリで採用したら最初から最後まで大活躍してしまった特大地雷枠。想像以上の硬さで相手のテンポを狂わせるのと、コロッセオの始動が役割。コロッセオ以上に素早さを100%上昇させる恩恵が余りにも大きく、タナトスやRダンタリオンが2T目に狩り残しを上からまとめて薙ぎ払う動きが強かった。
オーブは、めまい耐性を持つことで有名な轟迅狼ベヒモスと同じ種族:獣で、ダメージ軽減特性を持つラパンを持たせて耐久力を確保した。ここで重要なのが、見せ合い時点では耐性は確認出来ないことであり、相手視点ではめまい耐性を付けているブリフォーに見えるため、Cフルーレティはほとんど出てこなかった。並の攻撃なら2回、場合によっては3回耐えることもあったので硬いブリフォーは本当に強かった。後述するサタニックリブラ持ちと合わせると、かなりの確率でコロッセオ始動を決めてくれた構築のエンジン的存在。
ここまで書いておいてアレだが、多分めまい耐性オーブの方が強いはずだろう。何故ならCフルーレティやCベリトのスキル1つで試合が崩壊しかねないからだ。コロッセオに依存していればしている程、めまい対策で安定を取った方が絶対に強いと思っている。また、珍しい構成は強みしか書かれないので実際より強く見えるため、特に理由なく真似すると大事故の元なので、採用したくなったら慎重に検討しよう(♪やめておけ音頭)
Rダンタリオン@エンキドゥ
列に瞬間火力の出せる貴重なスナイパーで採用率も高く、同速対決が頻発したためエンキドゥを持たせた。
Rウァサゴ+ボーパルバニーBフォラスで覚醒補助をするギミック編成相手には、スキルの覚醒減少が刺さる場合はタナトスやブリフォーより優先して狙われることもあったが、それ以外はアタックとチャージの受け先になってくれた。前列のメインアタッカーが2人とも落とされた辺りで奥義からのスキル連打の準備が整えられれば継続して攻められるのも強かった。スキルを1回使った後の2T目は余りにも後列からの圧力が低いため、奥義を狙っても通ることが多かった。
Cラウム@サタニックリブラ
半ば必須である盾枠として採用した。余談だが筆者は最初は盾枠の重要さを知らなかったので、勝率がボロボロになって始めて必要性を感じ、今では盾枠無しの編成は考えられなくなくなっている。
この編成はブリフォーのコロッセオ始動が要のため、ラッシュパのような超速攻編成になすすべなくやられてしまうのが課題であった。Cラウムはスキルさえ使えれば、特性のダメージ軽減と庇う+根性でコロッセオを起動させるまでの時間稼ぎを単体で行えるためこの編成に最適の盾枠であった。オーブは、素早さが低いCラウムがスキルを使うまでの隙をカバーするためにサタニックリブラを持たせた。
タナトス@チーフブレーダー
どんな場面でも動けるアタッカーとして採用した。とりあえずスキルを積むだけで圧力をかけられるのが本当に強かった。タナトスを落としてしまえば継続火力のあるアタッカーが居なくなるように見えるのも狙われやすかった原因だと思っている。
コロッセオ下では基本的にアタックを乗せるが、庇うを使われた場合はスキルで削りを行う、というように臨機応変な対応が求められた。ブリフォーがコロッセオ始動できずに落とされた場合は基本的にネクロ状態のため、タナトスで出来るだけ荒らしてから、ソウル補正で硬くなったRダンタリオンで詰めるのを目指して動いていく。
Cアミー@サタニックリブラ
編成に列以上の攻撃が少なく、Cラウムが重すぎたため採用した。前列さえターゲットしていればCラウムに束縛を入れられるので、タナトスを倒しながら前列に束縛を入れる動きが強かった。オーブはネクロスを持たせたかったが、選出枠がギリギリだったため、サタニックリブラを持たせることでCラウムの互換枠として選出出来るようにした。実際にCラウムを牽制しながら前列のアタッカーを殴れるのは強かったが、奥義が4ゲージと重く、ブレイクの火力不足も目立ったため、今後の入れ替え候補。
Rウァサゴ@ボコボッコル
瞬間打点&ワンチャン狙いの即死要因として採用した。Rダンタリオンスキルと合わせてタナトスを倒せる火力を確保する&2T目にオーブで攻撃したい場面が多かったためボコボッコルを持たせた。
Rジズを筆頭に無理な相手がいる時に選出し、とりあえず覚醒スキルでの25%即死を狙う。Rジズに対し、即死の確率が5割を超えているRジズキラー。余りに即死を振り回し過ぎたのか、スキルを積んだだけでRジズ側に降参されたことすらある程に有効だった。ただしフーリーチン入りには無力なため、上から動くためにもう1つエルタニンが欲しくなることが多かった。
ベルフェゴール@チーフブレーダー
2ターン目以降にタナトスが倒れた場合のアタック置き場として採用した。オーブは殴りが強くなるチーフブレーダーを持たせた……が、ぶっちぎりで選出率が低い上にあまり活躍させてあげられなかった。高倍率奥義全体奥義を3ゲージで使える点を活かすためにも、サタニックリブラを持たせてCラウムの互換枠として圧力をかけた方が良かったのかもしれない。今後の入れ替え候補その2。
最後に
この記事を書き始めた理由なのですが、PVPで同じ人に連続して当たることが多かったのでそもそものPVP人口を増やしたいな、と思ったからです。メギドのPVPは育成も不要で、編成を組むこと自体のハードルは低め(一部のオーブを除く)なのに、なんでだろうと悩んでいたところ、ある考えが浮かびました。
「参考文献が少なくて真似しづらいからなのでは?」と。
筆者はポ○モンも多少やっているのですが、そちらには構築記事という文化が存在します。レートが○○を超えたから、オフで○位に入賞したから、面白いギミックを思い付いたから……など、皆さん様々な理由で書いています。なので、「○○入れた構築作りたいな」と思ったら「○○ 構築記事」で検索すると沢山出てきます。そこから先人達の知恵を借りて構築を組んでいます。他に○○の対策をしたい時などにも使えますし、本当に便利なのです。逆に言うと、参考文献がほぼ消えた状態で1からの構築作りは滅茶苦茶大変です。1度経験したことがあるのですが、複数人で頭を抱えながら議論を繰り返し、数ヶ月経ってようやく1人が結果を出す所までたどり着けるレベルで大変です。
ここまで極端ではありませんが、今から好きなメギドと一緒にPVPを始めるソロモンは上記の状態に1人で置かれているようなものです。流石にハードルが高いと思いませんか?推しメギドの200勝称号を獲得した方やPVPによく潜っている方、あなたの編成を記事にしてみませんか?「記事を書くのは大変そう……」という方は編成のスクショをTwitter(X)に載せるだけでも構いません。あなたの編成が他のソロモンの助けになります。更に、 #メギドPVP編成 を付けてもらうと簡単に検索できて良いと思うのですがどうでしょうか?メギド名と上記タグさえ付けてもらえれば、検索しやすくなりますし、編成に悩んでいる方もメギド名と上記タグに #助けてソロモン王 を追加して編成のスクショを投稿すれば、「この人はアドバイスを求めているんだ」と歴戦のソロモン達に伝わりやすくなると思っています。
現状のメギドPVPは先人ソロモン達の活動のおかげで兆しが見えてきています。PVPの編成を記事やスクショで公開する、といった新たな文化が根付き、誰でも欲しい知識にすぐに触れられる状態になることを筆者は願っています。そして、PVPという場がもっと賑やかになりますように。
【メギド72PVP】推しリーダーで200勝称号を取るために【後編】
どうも、普段はニコニコ動画に「イベント配布メギド縛りでメインVH(
https://www.nicovideo.jp/series/134158)」という縛り動画を投稿しています、みにがっさです。前編を読んでくださった方はありがとうございます。まだの方はこちらから(
https://breloom-room.hatenadiary.jp/entry/2023/08/06/181559)お読みください。
後編を急ぐと言っていましたが、Cムルムル200勝称号も欲しくなったので取ってきたので遅くなりました。前回と今回の記事の内容を実践して来ただけだから許してください。
CムルムルもCPU戦無しで200勝達成しました!
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2023年8月9日
Cは先駆者が居られましたが、リジェネ前後両方取得は多分最速かな? pic.twitter.com/CgUm5ZQfxm
推しリーダー固定は茨の道
※前提として、この項目は少しきつい表現になってしまう事をご了承の上お読み下さい。
基本的に推しメギド、特にPVPに向いていないメギドをリーダーに固定して勝つことは難しいです。そのため、推しリーダーで戦うならば、勝つこと以外の拘りは捨てましょう。そうしなければ勝てません。マジで勝てません。少なくとも筆者はそうでした。「でもPVPで強いメギドで周りを固めれば勝てるんじゃないの?」と思う方もいることでしょう。ですがPVPで強い編成は、強い要素を持ったメギドだけで固めているのが現実です。両者で仮にリーダー以外同じ選出で戦った場合、結果は火を見るよりも明らかですね、リーダーの性能が露骨に表れます。そうなると、「推しメギドのパワーが足りなかったせいで負けた」となりかねません。前回の記事でも少し触れましたが、推しメギドが活躍していないのに、勝てないのに、対人戦を続けるのはしんどいです。正直、「強いメギドをリーダーにすれば勝てるんだろうな」と思った事も多いです。この事実に直面した時、筆者は心が折れかけました。
こうならないためにどうすればいいのかについてを次からの項目で解説します。
知識は力、先人達の力を借りよう
まずはTwitterやyoutube、ニコニコ動画などで「メギド PVP」「メギド コロシアム」で検索をしてみましょう。研究を重ねた先人達の知恵の結晶が転がっています。ちなみに筆者もつい最近までPVPの鉄則を知りませんでしたので、基礎から学び直しました。ただし、推しメギドで勝つ方法については参考資料が少ないのが現実です。こればかりは推しメギドによって、またプレイヤーによって得意な戦い方が違うためしょうがない部分もあります。あなたの編成を強く出来るのはあなたしかいません。コロシアムでは負けて失うものはありません。色々試してみましょう。
その後、試行錯誤を繰り返す中で行き詰った時は、勇気は必要ですがPVP勢に質問してみるのもアリだと思っています。筆者もオーブなどの調整を手伝ってもらう事が多いですし、何なら筆者でよければ相談に乗ります(恐らく他のPVP勢も巻き込むことにはなりますが)。
これは、基本的にPVPをやっている方の多くが「もっとみんなにPVPをやって欲しい、PVP人口を増やしたい!」と考えているからです。少なくとも、自分がPVPを始めてから仲良くして頂いてる方は皆、口をそろえてそう言っています。現在のPVPは人口そのものが少なく、言わば限界集落です。そのため、新規参入者が来てくれることは大歓迎なのです。その分、環境に多様性が生まれますからね。あわよくば、その新規参入者が更なる新規を呼び込んでくれないかと期待していたりもします。
使えるものは何でも使え
自分の専用機を作ろう
筆者が知る限りでは、推しメギドリーダーで勝っている方々は基本的に、自分の専用機とでも言える編成を持っています(筆者の偏見です)。推しメギドリーダー勢かつ自分と同じ推しメギドで戦っている方は中々いないですので、自分で作るしかない、というわけです。そんな自分にとっての専用機を作るために一番大切なのが、最初から完成した編成を目指さないことです。まずはどんなに不格好でもいいですので、組んで戦ってみましょう。すると強みや反省点が見えてくるはずです。こうして勝って負けて勝って負けて負けて負けてを何度も何度も繰り返し、ようやく自分の手になじむ編成になるのです。更に対戦の中で改善点が見つかる度に調整を繰り返すうちに、プレイングスキルも上達するため、あなたの編成は勝ちを積極的に狙いにいけるようになるでしょう。こうなる頃にはあなたも立派な専用機持ちです……と書くとハードルが高く見えるので、筆者が実際に200勝称号を取った時の編成の考え方をいくつかの項目に分けて解説していきます。
方向性を決めよう
前編と同じ質問になりますが、あなたの推しメギドのPVPでの強みは何ですか?放置されやすいからオーブでの攻撃がしやすい、逆にすぐに倒されるから他のアタッカーを守れる……この辺りは実際に使ってみないと分かりません。机上の空論を机上のままにするのはもったいないです。試してみましょう。
そして、メギドを入れ替えて編成を調整する時には、まずは推しメギドと向いている方向性が近いメギドやオーブを入れることをおすすめします。ここの方向性とは「どうやって勝つか」であると考えてください。速攻で相手を殲滅する、殴り合って勝つ、受けきってリソース差で勝つ、他にも色々な勝ち方があります。
例えば、Bフォカロルが推しメギドの場合、周りを速攻に長けたメギドで固めた場合、果たしてBフォカロルは活躍できるでしょうか。フォトンは他のメギドの攻撃に振り切るため、Bフォカロルの最も強い行動である奥義を使うのが遅くなってしまいます。速攻アタッカーは場持ちが良くないので倒されてしまいますし、残ったBフォカロルだけで倒そうとなると、流石に荷が重いとしか言えなくなってしまいます。このように、推しメギドと余りにも方向性が違うメギドを沢山入れてしまうと、推しメギドがお荷物になりかねません。
だから、役割を決める必要があったんですね(前編参照)。自分の推しメギドの持つ「強み」はどのようなメギドと相性が良いかを見つけるのは本当に大事なのです。
「強み」がそのまま「強さ」になるとは限らない
筆者がCムルムルリーダー編成を使い始める前、Cムルムルの強みを以下の様に考えていました。
・防御無視のチーフブレーダーを持てるカウンター
・スナイパーでは貴重なアタックが2連撃
・奥義もそこそこ火力が出る
→余ったアタックを渡すサブアタッカー枠として強いのでは?
こう書くとめちゃくちゃ強そうに見えると思います。Cムルムルは本体が強いから割と楽に200勝できると思っていました。しかし現実は、Rジズを筆頭にした強いスナイパーの対策に巻き込まれ、殆ど活躍できませんでした。ただ、上記がCムルムルの強みなのは事実です。そこで、前列のメインアタッカー2人にフォトンを集中させることで、迅速に相手の戦線を崩壊させると共に、後列を狙われづらくしました。こうすることで、前列のメインアタッカーのどちらかが落とされた後に、想定通りに余ったアタックの受け先となってその性能を発揮してくれました。たまにCムルムルから狙ってくる相手もいましたが、その場合は普通に前列のメインアタッカー2人が暴れて勝てます。
……このように、強みがそのまま強さになるとは限りません。まず、何らかの工夫が必要です。今回は分かりやすいように単体性能が高いCムルムルを例にしましたが、性能が厳しくなればなるほど他の対策に巻き込まれる可能性は上がります。それをどう解決するかが、推しメギドリーダーで挑むコロシアムの難しいところであり、面白いところだと筆者は思っています。
「強さ」を知ろう
先程例に出したCムルムルの例ですが、もしかしたらPVPに何度か潜ったことのある方はお気づきになられたかもしれません。そうです、Cアンドロマリウスの択の仕掛け方を参考にアレンジしました。
「強さ」には必ず理由があります。最初のうちは何故負けたのかも分からないと思います。筆者はCアンドロマリウスに全く歯が立たないまま色々な方法でボコボコにされ続けました。ただ、Cアンドロマリウスのような「強い」編成を分析する時に、今までボコボコにやられてきた経験が役に立ちました。「強い」編成の「強さ」がどのように引き出されているのかを少しでも理解した時、あなたの編成に新たな可能性が拓けるのです。基本的に対人戦では、こちらがやられて嫌なことは相手もやられたら嫌なはずですからね、積極的に取り入れてみましょう。合わなかったら戻せばいいので試し得ですよ。
過去の編成は残しておこう
全ての編成を残しておくのが理想なのですが、できるだけ過去の編成は残しておきましょう。どうしても空き枠が作れないという方はメギドとオーブのスクショを撮ることをおすすめします。なぜこんなことを推奨しているかというと、短時間に色々と試行錯誤して編成をいじっていると、迷走してしまうことってよくありますよね?よくあるんです(断言)。
そうした後に「やっぱり前の編成に戻したいな」と思って組み直すと、直前の迷走で思考がごちゃごちゃになっているため、前の編成と何かが違ったりしているわけです。そこで過去の編成を残しておくと、一旦リセットしたくなった時に戻れるセーブポイントとなるのです。そのため、試行錯誤できるフリー枠を確保した上で、枠に空きがあれば過去の編成を残しておくのをおすすめします。慣れてくると過去の編成一覧を見返しながら、この時はこう考えていたからこのメギドやオーブを入れたのか……と思い出せるようになりますし、成長した自分が何かを再発見するかもしれません。
無理な相手を知り、あきらめ方を変えよう
どうしても相性が悪くて無理な編成ってありますよね。そんな時は諦めましょう……なんて言うのは簡単ですが、ここで少しだけでも抗えないか考えてみましょう。例えば、対Rジズを想定したとします。Rジズの周りをサポーターで固めた編成ならば、Rジズさえ落としてしまえば勝てる可能性は大きく上がります。なので、Rウァサゴの覚醒スキルでRジズに即死さえ決めてしまえば、100%無理だったRジズ相手に25%の勝ち筋が生まれます。最初から無理と言ってあきらめるのではなく、低確率でもいいので今の編成での勝ち筋を考えてみましょう。考えた上で無理と判断したなら、いっその事完全に無対策でも構わないと思っています。筆者の場合、Rムルムル編成ではCアンドロマリウスリーダーにどうあがいても勝てないと分かったので、Cアンドロマリウス対策に回していた枠を他編成の対策に回し、全体の勝率を優先しました。絶対に勝てない相手に対策枠を割くのはもったいないですからね。
負けないことより折れないこと
前編でも今回の記事でも繰り返し書いていますが、200勝称号を取るまでには相当数負けます。筆者は人が少ない時間に潜ってしまった時に、同じ人に6連敗したこともあります。限界集落のため、連戦は割と日常茶飯事です。そんな環境と分かっていても、やはり連敗するのはメンタルに響きます。ということで、筆者はメンタルケアが一番大事であると考えています。この項目では筆者が実際にやっているメンタルケアを紹介していこうと思います。
推しのボイスを楽しむ
これは単純にモチベーションが上がるからですね。前編で筆者が何故、推しメギドに攻撃オーブを推奨していたのかというのも、とどめボイスを聞けるようになるからです。特にサポーターが推しメギドの方、普段あまり聞かないとどめボイス、聞きたくないですか?また、運が良ければ勝利モーションも拝めます。普段と違う戦場で輝く推しメギドのボイスは格別です。
気分が下がったらその日は終わりにしてもいい
「1日○○勝!」みたいなノルマを設けている人もいるかもしれませんが、筆者はあまりおすすめしません。なんか運が良くて勝てる時は連勝できますし、運が酷すぎて負ける時は大抵大型連敗します。運が良い時は波に乗ってガンガン続けてもいいと思うのですが、問題は大型連敗した時です。そのままノルマまで続けると大抵しんどくなってしまいます。
・疲れて思考力が下がっている時
・余りにも運が酷すぎる試合が続いた時
・絶対に勝てない相手としかマッチングしなくなった時
筆者は、これらの内どれか一つでも当てはまった時には潜るのをやめ、別のことをして気持ちをリフレッシュしていました。短期的には損をした気分になりますが、200勝という長い目標のためにはメンタルを守って戦い続けることの方が重要です。
誰かに相談してみる
先程の項目でも書いたように、PVPは限界集落ですので新規参入者が増えるのは大歓迎です。そのため、PVP勢に相談すれば色々な案が集まってくるでしょう。少なくとも筆者は乗ります。筆者もTwitterもといXであーでもない、こーでもないと考察のようなものを垂れ流しているのですが、賛否様々な意見を貰います。自分と違う視点からの意見を1つもらえれば考察の速度は2倍、更に広がれば1人で考えているよりもずっと速く考察は進んでいきます。
ただし、(特に質問する側は)前提として「自分がどのようなスタンスであるか」を示す必要があると思っています。
・推しメギドをリーダーにさえしていれば後は何でもOK
・推しメギドをある程度活躍させたい
・推しメギドを絶対に活躍させたい
など、考え方は人によって様々です。これらの価値観が伝わっていないまま質問・相談してしまうと、自分の想定していない答えが返ってきてしまう可能性が高くなってしまいます。質問者も回答者も微妙な感じになっている時は大体、お互いに相手の価値観が分からない状態であることが多いです。
これを踏まえて、自分1人で抱え込んでいる状態の方は、ぜひ他の人に気軽に相談してみてください。複数人での考察は自分の知らなかった知識がどんどん増え、奥深さを感じられて楽しいですよ。相談先が分からない……といった方は時間があれば回答しますので、筆者のTwitterもといXまでリプライください。
他人と比較しない
それぞれの方に最適なペースというものがあります。他の人と比較しても余りいいことはありません。しんどくなるだけです。これは反面教師にしてほしい話です。筆者はRムルムル200勝称号を(恐らく)最速で取れたので、次はCムルムル200勝称号を最速で取得しようと考えていたのですが、先を越されてしまいました。ならばRとC両方の200勝称号を最速で取得しようと全力で走り抜け、無事(多分)最速で獲得することができました。筆者の場合はなんとか上手くいったので良かったのですが、もし2回目も先を越されていた場合のダメージは計り知れなかったと思います。下手したらPVPをやめていたかも……。
今、対人戦だけで一番乗りを目指して頑張ろうとしている方がいるなら、筆者からできるアドバイスとしては、
「よっぽど称号狙いの人が少なくないと、一番乗りはまず無理です。PVPに向いてないメギドであればあるほど、CPU戦を使う人に速度で勝つのは無謀です。自分のペースを保ってコツコツ頑張りましょう」
※CPUで称号を取ることを批判している訳では決してありません
筆者の場合はフリーバトルでの試合数が250戦程度で済みましたが、
・(確認できた)Rムルムル称号狙いの人がそもそも片手に収まるくらいに少なかった
・第一回ランクマッチでの50勝が加算された状態でのスタートという、多少有利な条件だった
・天井して獲得したSSR+オーブのエルタニンが、余りにもRムルムルと相性が良すぎたため、モチベーションが下がらなかった
・ある程度日数が経過しても筆者以外に100勝称号取得者すら見えなかったので、試行回数の暴力で押し切れると確信した
など、複数の要因が重なったかなり稀有で幸運な例です。何度も言いますが、基本的にコツコツと勝ちを積み重ねていくしかありません。頑張りましょう。
最後に
ここまで書いておいて何ですが、筆者は推しメギドリーダーの勝率が極端に高かったり、勝ち数が多かったり、PVP歴が長かったりする訳ではありません。それでも、リジェネ前後共にムルムルの200勝称号を取ることはできました。最初は全然勝てませんでした。温めていた秘策が簡単に崩壊してショックを受けました。大型連敗も何度もありました。でも、勝てた時や推しのムルムルが活躍した時は最高の気分になれました。だからこそ、推しメギドをリーダーにしている方々にも、PVPを楽しく遊ぶ方法を知って欲しかったのです。
願わくば、これを読んだ方々が、少しでもPVPに興味を持って、そして楽しんでもらえますように。
本気と本気がぶつかり合うPVPはいいぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【メギド72PVP】推しリーダーで200勝称号を取るために【前編】
どうも、普段はニコニコ動画に「イベント配布メギド縛りでメインVH(
https://www.nicovideo.jp/series/134158)」という縛り動画を投稿しています、みにがっさです。先日のアップデートで、コロシアムのフリーバトルでもリーダー時称号が獲得できるようになりました。対人戦だけではなくNPC戦でも獲得することは可能になりましたが、どうせなら対人戦で獲得したいですよね?ね?
今回はそんな方に向け、対人戦で200戦称号を取るために筆者がやった事をまとめてみましたので、参考にして頂ければ幸いです。
そういう人はもう称号取り終わってる気がするけど……気にしないことにします……
まず思いついた編成で何戦か実際に対戦してみましょう。「いきなり対人戦は……」という方は対NPCでも大丈夫です。「編成思いつかないよ……」という方も安心してください。そういう場合は強そうなメギドや推しと相性の良さそうなメギドを編成して8枠埋めてみてください。後で編成は変わりますので、最初からガチガチに組む必要はないのです。
ところで、あなたの推しメギドのPVPでの強みは何ですか?ME?特性?スキル?覚醒スキル?奥義?
「うるせぇ!自分の推しはMEも強くないし、特性、スキル、覚醒スキル、奥義も全部PVP向きじゃねぇ!!どうすりゃいいんだよ!!」
その気持ちはよく分かりますが、今はぐっと堪えてください。PVP向きではないメギド、今回は筆者の推しであるRムルムルを例に挙げ、性能を見てみましょう。まずはステータスと特性、スキル、覚醒スキル、奥義から。
ステータスは典型的な高速紙耐久ですが、攻撃力も高くなく、スキルもアタックも低倍率の連撃のため基本的に火力が出ません。更にゲージは4と重く、覚醒スキルと奥義も明らかにPVP向けではない事が分かっていただけたかと思います。一応特性の飛行特攻は発動機会はあるものの、攻撃手段が低倍率ばかりのため(特攻は、攻撃力×技倍率から防御力を引いたものにかかるため)活かしづらいです。
続いてMEも見てみましょう。
こちらもかろうじてRトルーパーへの確率アタック追加が活用出来そうですが、ほとんどの効果の枠が即死無効と飛行特攻に割かれており、決して強いとは言えないMEとなっています。
それでも筆者は推しのRムルムルをリーダーにして200勝しました。NPC戦は使っていません。ここまで極端でなくてもいいとは思うのですが、対人戦で得た称号はこの手で勝ち取ったという達成感が凄いのでおすすめです。
自慢話はここまでにして、どうやって(ある程度)推しメギドが勝ちに貢献できるようになったかを説明していきます。
皆さんは、最初に組んだ編成で対戦した時に「〇〇があったら勝てたのに!」みたいな試合はありましたか?最初のうちは本当に沢山あると思います。その中の1つを推しの役割にしてしまいましょう!PVP適性の低いメギドの場合、オーブによって強引に役割を持たせることが多いです。アタッカーの次の攻撃圏内に入れるための削り役、残った相手を上から倒して行動回数を減らす掃除役、など華々しい活躍でなくとも編成に合わせた役割を持たせてあげれば、あなたの推しメギドはきっと活躍してくれます。
今回もRムルムルを例にすると、筆者が着目したのは217と高めの素早さです。これはPVPで強いメギドであるBハックより2高く、多くのメギドを上回る事ができます。また、余りにもPVPに向いておらず、脅威度が低いため、筆者の編成だとタナトスが優先して狙われます。そんなタナトスと列が違うため、攻撃が飛んで来づらいRムルムルは生き残る確率も高くなります。このようにPVP適性の低いメギドは基本的に、CT1オーブならほぼ確実に、CT2オーブでも高確率で使用する事ができます。
もしリーダーの推しメギドが狙われたら?その場合は残った他のメギド達が暴れるので問題ありません。むしろフォトンを積んでいないのに、実質盾役を果たしたあなたの推しメギドを褒めてあげてください。
今回はRムルムルの高い素早さを活かして、1T目にタナトスが撃ち漏らしたメギドの掃除をしてもらう事にしました。そうなると、2T目の開幕に行動したいため、CT1のオーブから選ぶ事にしました。筆者は素早さ上昇特性かつ素早さ依存のCT1の高倍率技を持つSSR+のエルタニンを持っていましたが、ここまでしなくてもオーブキャストの範囲内で意外となんとかなります。下にキャストできる範囲でおすすめのオーブをスタイル毎に挙げていますので参考にしてみてください。ただし、ここでは攻撃技を持つオーブしか紹介しません。補助技を持つオーブを活躍させるには色々な構築への高い理解度が要求されますが、攻撃技を持つオーブは雑に使っても相手を倒すことで勝利に貢献できます。よって最初は攻撃技を持つオーブを持たせることをおすすめします。これが先述した、削り役や掃除役などの役割を持たせやすいという所に繋がります。
・ラッシュ
CT1:アームストロング、カタストロフィ
CT2:ツインサーペント、魔槍魚ゲイボルグ
攻撃力がある程度あればアームストロング、そうでなければカタストロフィがおすすめです。CT2のオーブは試合を決定づける程に強力なのですが、CT1のオーブは4T目にもう一度使えるため、小回りが利きやすいのが利点です。脅威度の低いマイナーメギドは基本的に放置されるため、余程の理由が無ければCT1のオーブにした方が無難です。
・カウンター
CT2:チーフブレーダー、ロスヴァリン
基本的にはチーフブレーダーがおすすめです。列に固定800ダメージは分かっていても脅威となります。また、終盤の殴り合いの際、相手に残るのは基本的に低火力高耐久のメギドのため、防御無視のおかげで判定勝ちも狙いやすくなります。ロスヴァリンは何かのついでに防御力を高める手段があったり、元々の防御力が非常に高い場合に候補入りする、といった感じです。
・バースト
CT1:ベロニカ、剛破龍ビム
CT2:呪王セルウィウス、マスクド・マッド、コロナフォース
ほぼマスクド・マッド一択です。素早さが極端に低く、攻撃力が高い場合はビムや呪王セルウィウスが候補に上がってきます。Bハックなどのお手軽チェイン始動役を入れている場合は攻撃力次第ですがベロニカも候補です。コロナフォースですが、攻撃力が高いある程度殴れるメギドに持たせることをおすすめします。
正直、ラッシュだけ充実具合がおかしい……
何故筆者が役割を重視するかというと、200勝称号を取るまで対人戦を続けていく上で、推しがいわゆる「お荷物」になりづらくなるからです。また、副産物として、推しメギドのとどめボイスを聞くことができます。癒されます。
推しメギドが活躍していないのに、勝てないのに、対人戦を続けるのはしんどいです。正直、「強いメギドをリーダーにすれば勝てるんだろうな」と思った事も多いです。ただ、推しメギドが活躍しなかった時には、編成を見直す時に「自分の推しメギドはPVPに向いてないから……」ではなく「持たせる役割が間違ってたからなのかな?」と考えると推しメギドの新たな可能性に気づけるかもしれません。
マイナーリーダーの編成を開拓するのは本当に大変です。それでも、筆者は推しメギドが好きだから頑張れました。だから、同じ様にマイナーリーダーで頑張ろうとしている人がいるのであれば、少しでも参考になればと思い、この記事を書きました。まだまだ伝えたいことはあるのですが、ここで一旦区切らせていただきます。
後編へ続く……
【メギド72PVP】第一回『〆ギドカラフル杯 スクワッドバトル!』振り返りレポート
どうも、普段はニコニコ動画に「イベント配布メギド縛りでメインVH(
https://www.nicovideo.jp/series/134158)」という縛り動画を投稿しています、みにがっさです。今回はミロンさん(@million241)主催の第一回『〆ギドカラフル杯 スクワッドバトル!』にて優勝することができましたので、大会の振り返りを会話形式でしていきたいと思います。また、番外戦術も駆使したのでおまけの裏話も多めでお送りします。
※会話形式にした都合上、多少の脚色が入っています、ご了承ください。
1.大会開催決定からチーム決定まで
~大会決定の発表~
みにがっさ「カラフル杯で3人1組のチーム戦とか絶対面白いじゃん。リーダーかメンバー、どっちで参加しよう……」
※今大会の詳しいルールについては記事内にある主催者のミロんさんの動画を確認してね
ミロんさん「がっささん、リーダーやらないんですか?」
みにがっさ「今めっちゃ迷ってるんですよね……」
ミロんさん「個人的にはみにがっさリーダー見てみたいなー」
みにがっさ「(絶対どっちも楽しそうだからこそ迷う~)」
どっちにするか決めきれないまま、ミロんさんのチーム決定生放送の日を迎えることに……
~ミロんさんのチーム決定生放送にて~
みにがっさ「(夕飯食べてたら出遅れた、生放送で現状確認するか……)」
マキムラさん「OK貰えたらうちにはジョーカーいるので……」
みにがっさ「こんばんはー、今どうなってます?」
ミロんさん「うち含めて3チームはメンバー決まったよー」
マキムラさん「がっささんうちのチームに入ります?」
誘う予定だった雪姫さんはミロんさんチームに決定、みなとさんは現時点で参加できるか怪しい、他のコネも不確定だし……何よりもリーダーになったらマキムラさんやミロんさん達、強豪を相手に試合をすることになるのか……
みにがっさ「入りたいです、よろしくお願いします(即答)」
「コロシアムガチ勢を誘おうとしてたら、ちょうどいいところにキノコが落ちてたから拾った」byマキムラさん
〜雪姫さんとの通話~
雪姫さん「がっささんとガチ敵対かー、楽しみだけど怖い……」
※今までのカラフル杯やPVP関連ではお互いに構築相談&練習をして構築を組んでいたため、お互いに癖や思考をある程度読めるようになってしまった
みにがっさ「なんやかんや、今までカラフル杯本戦で当たることはありませんでしたからね」
雪姫さん「お互いの手の内知ってる状態でやるのこっわ」
みにがっさ「絶対当たりたくねー!」
雪姫さん「タナオロリリスミラーみたいな地獄とか嫌だよ……」
※タナオロリリス……フルオートレギュの第18回カラフル杯に向けて共同開発し、雪姫さんが使用し、第18回で準優勝、第19回で優勝した構築。共同開発した構築の中で間違いなく最高傑作と2人揃って豪語している。ちなみにミラーした場合、タナトスに多くスキルを積めた方が勝つ。控えめに言って地獄。
2.基本戦略&編成決定まで
~チームの戦略と方針の決定~
みにがっさ「編成どうしましょうか」
マキムラさん「余ったメギドで組みますよ」
みにがっさ「手持ち多いので余ったメギドで組めます」
3人「……(どうしよう)」
みにがっさ「提案があるんですけど、所謂『強い並び』を分配しませんか?最初から必要なメギドが被らないように組んだ方が早いかなって」
マキムラさん「なら、まず強い並びを挙げていきますか」
そばつゆさん「それと並行して、お互いの所持メギドの確認しときませんか?」
RジズCウヴァル、ミノソンCシトリー、BアクィエルCネルガル、オリエンスBフォラス、RアスモデウスBサブナック、Bハックベルフェゴール、etc.
みにがっさ「(カラフル杯にも普通のPVPにも造詣の深いマキムラさんがジズR握れば無敵なのでは?それにカラフル杯常連メンバーからは、使用頻度が一番高い自分がRジズ使う予想されてそうだし、マークをずらした方が良いかも)……マキムラさんRジズ軸どうです?」
マキムラさん「OK、Rジズ握ります」
そばつゆさん「ミノソンCシトリー使いたいです」
みにがっさ「(所持メギド一覧見て)了解です。これなら自分はBアクィエルCネルガル軸ですね」
マキムラさん「後は、一旦各自で編成組んでみますか」
~みにがっさの悪巧み~
みにがっさ「盾+リヴァイアサンの組み合わせマジ無理……」
そばつゆさん「チアリナで眠らせたら解決しません?」
みにがっさ「その手があったか!でも誰に持たせよう……大ダメージ出せるチユエンとかですかね?」
そばつゆさん「チユエンはベルフェゴールの攻撃力上回ってるから、Bハックベルフェゴールに入れた時にチェイン先崩れません?それに警戒度上がってチアリナ発動まで持ちます?」
みにがっさ「そうなると、アタックでもスキルでも仕事できるRアンドレアルフスが無難ですよね……」
マキムラさん「(前提として、そもそもカラフル杯でリヴァイアサン、そんなにいるかなぁ……?)」
~一夜明けて大会前日~
みにがっさ「(あれ?よく考えたら盾+リヴァイアサンって1人しか編成できないし、自分とそばつゆさんの速攻戦術のどちらかしか止められなくないか?)」
超耐久編成がマキムラさんに当たればRジズで吹き飛ばせるから気にしなくていい。自分に当たったらチアリナで運ゲー、無理だったらそばつゆさんに後を託す。そばつゆさんに当たったらスムドゥスBアムドゥスキアスで持久戦、無理だったらもう1人を自分が意地でも倒す。更に先鋒中堅の入れ替わりも考えれば、2人とも極端に不利な相手を引く確率はかなり低く、最低でも1-1は取れるはず。大将戦をマキムラさんに勝って貰う前提にはなるが、チーム勝率はかなり高くなりそうだ。
ここまでで大将戦の勝利を前提条件としているが、正直に言って、自分は大将戦におけるマキムラさんの勝率はかなり高いと考えている。まず大前提だが、Rジズは先鋒、中堅、大将、どこで切っても強い。そう考えると、チームとしての作戦は次の3パターンに分かれる。
①先鋒or中堅がRジズを編成して、勝率を高めるために構築のパワーを上げる
②大将がRジズを編成して、勝率を高めるために構築のパワーを上げる
③あえてRジズを編成せず、相手のRジズ対策を腐らせる
この中で最も少数派の考え方は③だろう。これは相手のRジズ対策が汎用的だった場合に全く効果がないためである。残る①と②だが、これはそれぞれのチームの方針によって変わるため、一概にどちらが多くなるとは言えない。
ただし、ここで先鋒と中堅は試合毎に入れ替えてよい、というルールが効いてくる。完璧なRジズに特化した対策を用意し、全チームが先鋒or中堅にRジズを持ってきたとしても、50%の確率でRジズと当たらない事、何ならRジズ以外の選出をされる可能性まで考えると特化した対策より汎用性のある対策をした方が良いと考えた。更に、カラフル杯の常連メンバーがいるチームには、このチームの中で自分が最もRジズを多く使っている事は伝わっているはず。そのため、先鋒や中堅にもRジズ対策を仕込んでいる可能性が高く、対策となるメギドも散らばりやすいはずだ。
そこで考えたのが、②を更に尖らせた、大将がRジズに特化した編成を使う事である。もちろん、対個人メタは入れ替わりの無い大将戦が最も仕込みやすいため、それなりのリスクはある。ただ、仮に最終戦固定の大将がRジズ入りというのが読めたとしても、他の強い並びへの対策をしないわけにはいかない。そこにRジズ特化、いやRジズ絶対選出編成を、それも汎用性なRジズ対策へのカウンターを大量に仕込んだものをぶつければどうなるか。そう、Rジズ対策を出さなくてはいけない状況が生まれるのだ。対するこちらは相手に対応したメギドを切れば勝てる。つまり、『対応力を限界まで高めたRジズ特化編成を大将戦で使い、相手の対策を貫通することで高確率で勝利し、最低でも2-1で勝ち進めるはず』というのが今大会の戦略である。
※なお、大将のマキムラさんの精神的負担は考えないものとする
みにがっさ「(このこと伝えると、構築とか選出とかの考え方が変な方向に歪みそうだから試合終わるまで伏せとくか……)」
~Rジズ対策会議~
みにがっさ「Bハックでゲイボルグ持たせたRダンタリオンスキルを吊り上げて、チーフブレーダーCカスピエルで追撃すると、Rジズを乱数で落とせるようになるんですよ」
そばつゆさん&マキムラさん「おー!!」
みにがっさ「この事知ってるのは一緒に調整した僕と雪姫さんぐらいですね」
3人「(あかんやん)」
銀の弾丸が雪姫さん経由で筒抜けのため作戦練り直し
マキムラと愉快な仲間たち-調整編-
— マキムラ・P・メイジャー/天使の羽のマキムラ (@MChayha) 2023年7月9日
がっさ「この動きだと、こいつを高乱数で落とせるようになるんすよ」
つゆ・マキムラ「おー!!」
がっさ「この事知ってるのは一緒に調整した僕と雪姫さんぐらいですね」
3人「(あかんやん)」
銀の弾丸が雪姫さん経由で筒抜け
このツイートを見た雪姫さん「どれのことだ?(心当たりが多すぎる)」
~フォトン事故と確率~
そばつゆさん「そういえば、スキル2個取れる確率ってだいたい72%らしいですね」
マキムラさん&みにがっさ「なるほど、キリがいいな」
みにがっさ「スキル1個しか取れなかった場合の立ち回りも考えなきゃ」
そばつゆさん「あと、先攻で初ターン2ゲージ奥義を使える確率もだいたい72%らしいですよ」
みにがっさ「こうなりゃ強気に70%振り回していくか!」
~練習の後の恒例行事~
マキムラさん「そろそろお開きですかね」
みにがっさ「最後にbotのリセットやりますか」
※コロシアムは最後に使った編成がbotとして出てくる
そばつゆさん「すぐ降参するので適当な編成で入ってください」
他のチームに情報を与えないためのbot更新が恒例行事と化した
やってる事が完全に「主人公が決勝で戦う敵キャラチーム」byマキムラさん
~ミロんさんのトーナメント抽選会生放送、チーム紹介編~
ミロんさん「(【マキムラと愉快な仲間たち】の紹介にて)……先に言っておきます。恐らく優勝候補です。錬度が違う」
コメント「当たりたくない」「色々暴れてる御方が揃ってる(褒め言葉)」
みにがっさ「(褒められるの嬉しいけどちょっと恥ずかしい……)」
~ミロんさんのトーナメント抽選会生放送、抽選編~
※なんやかんやで最後のルーレットまで【プリミティブミロん】が残り、【マキムラと愉快な仲間たち】と初戦でで当たる事に決定した時
ミロんさん「ヒィィィィッ……うっそー!!!!!」
マキムラと愉快な仲間たち「(声にならない悲鳴)」
コメント「熱いですねぇ!」「面白」「ツブシアエ……」
お互いに1回戦では絶対当たりたくないと言っていたので、コメント欄も大盛り上がりしていた
~雪姫さんとの通話、トーナメント抽選後~
雪姫さん「ぶっちゃけ【マキムラと愉快な仲間たち】の位置が決まった時点で嫌な予感がしてました」
みにがっさ「自分は最終ルーレットの時点で、もうこうなるかもって思ってました。……なんか一周回って戦意が高揚してきましたね」
雪姫さん「奇遇ですね、今めっちゃモチベ高いです」
みにがっさ「仮に雪姫さんと当たってもそれはそれで美味しいかなって」
雪姫さん「わ か る 確率50%ですからねぇ、当たるときは当たりますよ」
みにがっさ「お互い先鋒or中堅には来ないだろう読みをして、結局ぶつかる未来が見える」
雪姫さん「そういえば、一応確認しておきたいんですけど、エルタニンのことってチームメンバーに言っちゃって大丈夫ですか?」
※筆者と雪姫さんはよくガブリエル単騎チャレンジをしており、筆者はRムルムルでのガブリエル単騎チャレンジのためにエルタニンを呼応召喚したため、今回の参加者の中で雪姫さんだけが自分のエルタニンの存在を知っていた
みにがっさ「もちろんいいですよ。知ってる情報を使わせないのはフェアじゃないですからね」
みにがっさ「(よし、これでちゃんと情報が伝わったな、ラッシュ枠の素早さ警戒ライン上がってる前提で再考察するか……)」
~チーム巧者遅参との合同練習会……という名目で他の参加者も巻き込んでの前夜祭~
みにがっさ「やっぱり、カラフル杯の前夜と言ったらこうだよな!」
没案を集めて組んだ編成やお遊び編成で他のチームの参加者と交流を楽しんだ……
みにがっさ「ボムパつえー(Cラウムリヴァイアサンの並びやっぱり堅いな、一応対策しといて良かった)」
みにがっさ「即死パ楽しい!音がたまらん!」
雪姫さん「本物の即死パって奴を見せてやるよ!」
1ターン目に即死2回、3ターン目にも即死を決められて綺麗に負けました。
みにがっさ「これが本物か……」
※雪姫さんは過去のカラフル杯で1試合3即死を複数回決めています
~前夜祭、情報操作とエルタニン(五・七・五)~
みにがっさ「推しのRムルムルでガブリエル単騎できたけど、これ公開するとエルタニン持ってるのバレそうだから大会終わるまで伏せておくか……」
交流戦の後、なんやかんやでガブリエル単騎の話になり……
みにがっさ「エルタニン持ってたら、ラッシュでガブリエル単騎できるメギド何人か増えるんですよね(もう挑戦は終わってるんですけどね)」
みんな「なるほど……」
~雪姫さんとの通話、大会前日編~
雪姫さん「がっささんの編成は2人までは予想できるんですよね」
みにがっさ「なるほど(RジズCウヴァルかBアクィエルCネルガル予想かな)、こっちも3人は予想出来てます。あと、あれだけ楽しそうに即死擦ってたしRウァサゴは来ないでしょ」
雪姫さん「それはどうかな?」
※雪姫さんの予想→Rジズ+Cウヴァル
※みにがっさの予想→Cウァラク+Rロキ+Bオリアス
みにがっさ「そういえば、提出の時に並び順間違えるガバやらかしたんですよ」
※提出期限は大会前日の20時
雪姫さん「絶対、編成画像でも何かしら仕込んでると思ってましたwww」
※筆者は過去の大会では必ず編成画面で誘導を仕込んでいました
みにがっさ「今回はどうかな?……そういえば、他になんかいい感じの意気込み思い浮かばないんですよね。今のままでいいかな……」
雪姫さん「あ!意気込み考えるの忘れてた!」
みにがっさ「自分もなんかいい感じの思いついたら変更するか……」
3.構築紹介
そばつゆさんの構築
コンセプト:速攻全振りの電撃作戦!
Rインキュバス@シェルドレイク
ラッシュ枠をRウァサゴかネビロスしか選出しなかったため、抜けたRアマゼロトと入れ替わりでふわっと入ってきた枠。めまい対策オーブ以外のRジズを止めるためのピンポイント採用、つまり実質見せ枠となった。
Rウァサゴ@カタストロフィ
ラッシュ枠の基本選出その1。Cシャミハザスキルと合わせてRジズを奥義で落とせる速攻選出の鍵となるメギド。奥義のダメージは足りていたので、列に関係なく安定した打点を出せるカタストロフィを採用した。
ネビロス@ボコボッコル
ラッシュ枠の基本選出その2。Cシャミハザとミノソンがスキルを多く要求するので、余ったアタックとチャージで攻撃できるサブアタッカー枠として採用した。動きの再現率も高く強かったが、打点を出せるのが最短でも1T目2巡目なので、庇う持ちに弱いのが玉に瑕。
Cシャミハザ@ホーリーフェイク
~チーム練習にて~
そばつゆさん「これ、Cシトリーの枠Cシャミハザでは?Rジズパ上から叩けますし」
みにがっさ「天才では?」
カウンター枠の基本選出。カラフル杯で特に強いネクロスCウヴァルより速いのが偉すぎる。万雷下のスキルでRウァサゴの奥義と合わせてRジズを行動前に倒せるのも強み。対Rジズへのダメージは足りているため、オーブは列バリアが偉いホーリーフェイクを採用した。
Cラウム@戦場の小夜啼鳥
相手の強烈な単体攻撃が素通りになるのが嫌だったため採用。最初はリヴァイアサンと組み合わせて強固な盤面を築く予定だったが、チーム全体の構築パワーを落とさないようにマキムラさんに譲ったため、Bアムドゥスキアス専任の盾となった。
Cシトリー@チーフブレーダー
見せ枠兼高ヘイトアタッカー枠。ネクロスCウヴァルより素早さが低い点が、Cシャミハザと違って辛いこともあり、一度編成から外れた。しかし、Cシャミハザより火力が出るため、相手のターゲットをより強烈に誘導できる点を評価し、再度採用した。
ミノソン@コロナフォース
バースト枠の基本選出。ミノソンのオーブはアーティが基本だが、短期決戦をコンセプトとしたこの編成では貫通の方が合っている。一応3ターン目にはコロナフォースでも殴れるので最低限の打点も確保できている。
Bアムドゥスキアス@地龍帝スムドゥス
対ネクロ最終決戦兵器。ミノソン軸が相手のネクロも重いため、誘って潰せるここにスムドゥスを持たせた。なお、本戦では忘れていたため、ネクロ相手にも選出されなかった模様。
みにがっさの構築
コンセプト:強烈な2択を迫って不意打ちする、出来なくても真正面から殴り倒す
Rアンドレアルフス@チアリナ
最初はエルタニンを持たせて高速妨害役兼奥義での耐久サポーターとして採用していた。しかし、エルタニンがRナベリウスに渡ったことで(後述)、そばつゆさんの提案により、睡眠技を持つチアリナを持たせ、対耐久専用の妨害役兼耐久サポーターとしての役割に特化させた。組ませるBハックベルフェゴールがスキルを要求するため、余ったアタックやチャージの置き場になるのも偉い。
Rアスモデウス@アームストロング
~チーム練習にて~
みにがっさ「アガシオン重すぎてどうしよう、ついでにリーダーCサブナックも重い……」
そばつゆさん&マキムラさん「Cサブナックはともかく、アガシオンはほぼ採用する人いないでしょ」
~翌日~
みにがっさ「アガシオン重い問題、Rアスモデウスで解決しました!アタック×2とアームストロングで全部最低乱数引いても消し飛ばせます!」
マキムラさん「やっぱり一周回ってゴリラが正義」
BアクィエルCネルガルと合わせて、最も圧力をかけられるラッシュ枠として採用した。アタックもスキルも連撃で、回数バリアに強いのは偉いが、奥義以外の倍率が低いため瞬間火力を出せるアームストロングを持たせた。ネクロ軸は序盤にスキルの置き先に困るため、もっとスキルで圧を掛けられるメギドの方が良かったかもしれない。
ブリフォー@パワーアンプ
~構築提出期限1時間前~
みにがっさ「Bハックベルフェゴールミラーはどうしても運ゲー不可避か……」
そばつゆさん「それならブリフォーとかどうです?」
みにがっさ「ブリフォーBアクィエルCネルガルなら最低限Rジズにも抗えますし……その並びも使ったことあるので採用します!」
そばつゆさん「ベルフェゴールの強化スキル耐えるなら、オーブは赤月の残党兵長で足りますね」
みにがっさ「ダメージ軽減と迷いましたが、万が一の保険にもなりますし、そっちの方が良さそうですね」
~数分後~
みにがっさ「準決勝でコアラのデスマーチさんに当たる可能性あるし、Cゼパルの強化スキル耐えまで考えてダメージ軽減のパワーアンプにするか……」
BハックベルフェゴールとRジズが同時に採用された編成を見るため、提出時間ギリギリに採用した。この枠は本当に迷走に迷走を重ねた枠で、Bアマゼロト、Bインプ、チユエン、シェンウー、Cゼパル、Rアマゼロトなど試したメギドは多岐に渡る。ただ、どれもそもそも有効な選出パターンを構築出来ず、没となった。持たせたオーブのパワーアンプだが、同じダメージ軽減特性を持ち、種族がめまい耐性で有名な轟迅狼ベヒモスと同じ獣のラパンの方が、見せ合い時点でのミスリードを誘えた気がする。
Rナベリウス@エルタニン
強化ベルフェゴールスキルと合わせて、残りやすいアタックフォトンでRジズとチンロンを倒せるラッシュ枠……と言えばまずRウァサゴが思い付く。そのためRウァサゴを採用したかったが、自分がRウァサゴを採用するとそばつゆさんの基本選出に影響が出てしまう。そこで、自分が求める条件をまとめると、
①スタイルがラッシュであること
②Bハックからのチェインを邪魔しないように、攻撃力がベルフェゴールの攻撃力379より低いこと
③Rジズより速いこと
④強化ベルフェゴールスキルで削ったRジズとチンロンをアタックフォトンで倒せること
ウァサゴ以外のこれらの条件を満たすメギドを探した結果、エルタニンを持たせたRナベリウスを採用した。Rジズ対策を考えていた時に、チンロン対策と全く同じ選出でRジズも対策出来れば強いのではないかと思いついた。最初はチンロン対策専門だったためカタストロフィを持たせていたが、エルタニンの特性の素早さ上昇のお陰でRジズより素早くなれる。また、オーブでの攻撃のためフォトンを選ばない点も評価が高い。こう書くと一見隙が無い様に見えるが、
①Bアクィエルより遅い
②エルタニンの火力はそこまで高くない
③エルタニン以外の打点が余りにも低い
などの問題点も多々見つかった。ただ、前述の求める条件を全て満たす唯一のメギドのため、採用に至った。スキルを2個要求するBハックベルフェゴール編成において、余ったフォトンを火力に変換できるおかげで立ち回りに余裕が生まれやすかった。
ベルフェゴール@チーフブレーダー
チェイン軸のメインアタッカー。Bハックと合わせ、チェインから強化スキルを振り回すだけで強いため採用した。オーブは、防御無視の恩恵が大きいため定番のチーフブレーダーとした。予想以上に対戦相手に脅威として映っていたため、もう少しBハックベルフェゴールのパワーを信頼しても良かったと思っている。
Cネルガル@エンジェリル
ネクロ軸のアタッカー枠として採用した。主に倍率の高い奥義や貫通効果のある覚醒スキルを回転させるシフト前と、スキルを連打するシフト後で要求フォトンが変わるので、耐久力の把握が非常に大事となる。練習でシフトしないギリギリのラインまで削られて判定負けに持ち込まれたため、常に脅威に映るように意識しながら立ち回りたい。
Bハック@マスクド・マッド
チェイン軸の始動役。基本的にはリーダーにしてMEで素早さを上げるが、相手が遅めのメギドで固まっている場合はベルフェゴールにリーダーを譲ることもある。オーブは3T目に火力が出せるマスクド・マッドを採用した。マスクド・マッドは起動すれば、チェイン先の行動と合わせてほぼ確実に1人は持っていけるので、カラフル杯でも2T目までにBハックを倒すのがメジャーである。それなりに耐久のあるBハックがターゲットを吸ってくれるおかげでベルフェゴールの行動回数が増加し、攻撃連打で押し切れる点も評価が高い。
Bアクィエル@逢魔牛丸
ネクロ軸の起動役として採用した。BアクィエルCネルガル以外をファイターとトルーパーで固めることで、スナイパー2人の選出へのマークが薄くなると考えていたが、自分が普段のカラフル杯で愛用していたため思っていたよりは警戒されていた。オーブは自身の蘇生MEとも相性の良い、デスギフトが強力な逢魔牛丸を採用した。魂衣状態にする効果も、狙われても狙われなくても強く、かなりパワーが高いオーブであると感じた。ゲージが5で覚醒補助も無いため重く、奥義以外で火力が出しづらいのが弱点だが、高速高火力が必要な場合はBハックベルフェゴールを選出すれば良い。このように、選出同士が弱点を補完している構築を組み合わせたことで、見た目の圧力が増したのだと考えている。
マキムラさんの構築
コンセプト:ジズで終わりだよ!
Rジズ@ピエトロ
マキムラさん編成唯一のラッシュ枠なので絶対選出。通称漢気ジズ。ピエトロはRアマゼロトやCグシオン、Bオリアスの50%状態異常に耐性をつけるために採用した。Rジズ特化編成はRジズ対策の対策枠を多く積める反面、カラフル杯のルールでは相手の対策に適切な対策をぶつけるための選出の的確さが求められる。ブリフォーコロッセオをぶつけられたら初手覚醒スキルを狙う予定でいた。
Cグシオン@エージェント
CウヴァルとCフルーレティが同居しているRジズミラーが発生した時に中間択として採用した。相手のRジズがピエトロで睡眠耐性を持っている場合はカウンター枠を、耐性が無ければRジズを眠らせに行く。
Cウヴァル@ネクロス
カウンター枠の基本選出。スキルの執心により、Rジズを守りながら火力も確保できる点がシンプルながら強力なため採用した。暴奏バフのおかげでアタックが強くなるだけでなく、カウンターのパワーが超火力にまで跳ね上がる。
Cガープ@ベインチェイサー
暴奏バフを受けた超火力ベインチェイサーが本体……というわけではなく、覚醒減少など、状態異常ではないダメージを伴う妨害に対抗するため、高耐久の庇う役としての仕事に着目し、採用した。また、Rジズにチャージを積む余裕がある時は暴奏始動を1巡ずらし、2T目までの動きを安定させる。
アリトン@エルシーハーパー
Bハックベルフェゴール+Rウァサゴなどの単体攻撃2発で落としてくる並びから、Rジズを守るため採用した。オーブは音符を出せるエルシーハーパーにしたが、何故素早さを盛ったかは今となっては謎。上からフォトンを割れれば強い、くらいのノリだった気がする。
タナトス@チーフブレーダー
暴奏起動までにジズが倒されるor何らかの妨害で暴奏起動が遅れた場合、Rジズの代わりにメインアタッカーを務めることになる。特に、暴奏起動が大切な1T目にスキルを積むだけで、Rジズを速攻で落としてくる選出に対して圧力を掛けられるため採用した。また、順調に暴奏起動できた場合も、Bフォラスレベルの耐久ならRジズの攻撃と合わせて落とせる程度には、そもそものアタックが強いのも偉い。
Bフォラス@マスクド・マッド
バースト枠の基本選出。アタック強化での打点強化や2T目マスクド・マッドの高速遂行+チェインが余りにも便利すぎたため採用した。そりゃ全チームに編成されるはずだわ(全体採用率1位)
リヴァイアサン@ファロオース
そばつゆさんの構築のパワーを上げるためにバーストの状態異常対策枠を考えたが、BユフィールはCフルーレティやBインプを抜けないのが辛く、1巡目にしか予防をかけられないので置物化しやすい、Bサレオスは全体状態異常治癒は偉いが、Cウヴァルと同速なのが余りにも辛いなどの欠点を抱えていた。その中で候補として残ったのが、汎用性がぶっちぎりで高いリヴァイアサンと、ペラくターゲットされやすいが、予知でドリブン計画を立てやすくなる性能が唯一無二のワンダークラウンを持たせたBオリアスである。そのため最初はBオリアスが入っていたが、大将のパワーを上げた方がいいということで戻ってきた。
また、Rジズ対策への対応策については、カラフル杯で自分が使ったRジズ編成をベースにし、選出方針はコロシアムの経験豊富なそばつゆさんが1日で作ってくれました
†結論ジズパ† 選出方針です。
— そばつゆ (@so_shassion) 2023年7月16日
ご査収ください。 pic.twitter.com/v3DT6BQLEd
4.試合当日
~大会直前~
みにがっさ「雪姫さんとBanTakさん、どっちと当たっても何してくるか予想できない……」
みにがっさ「……編成提出したからもう変えられないし、考えても仕方ない。タイマー付けて仮眠しよ」
~ミロんさんの大会生放送、開幕編~
そばつゆさん「いよいよ明日がカラフル杯本番ですよ! むっちゃドキドキしてきた…。ソロモン王の皆さん、今日くらいは早く寝て明日に備えますよね?(※センター試験コピペネタ)」
ミロんさん「今日だよ本番は!嘘言わないでね~」
そばつゆさん「ごめんなさい……」
マキムラさん「(今日は早く寝るかーって乗っかろうと思ってた)」
初戦 VSチームプリミティブミロん
みにがっさ「(雪姫さんはやたらトルーパーが多いけど、予想通り低速~中速のコントロール構築か。Bオリアスいないのは予想外だったな。対処しきれない部分の誤魔化しとしての枠がいないのも不気味だ……ギミックに振り切って枠が無くなったか?大将は3戦目で固定だから、自分かそばつゆさんに当たる事を想定してる、いや、そばつゆさんはブラックボックスだから、自分と当たった時はほぼ確実に勝てるようにしてあるはず……となるとスナイパーが多くなりがちなRジズ対策か?予想してたCウァラクはネクロスCウヴァルの上取れるしその線が太い。ただ、Rジズを倒す方法が分からないのが不気味だ……まぁ、今日の自分はRジズ使ってないし、当たったらBハックベルフェゴールでゴリ押すか!一方、BanTakさんはグッドスタッフって感じというか、1人だけ制限無しレベルの純粋にパワーが高い構築か。これは選出択になりそうで嫌だなぁ、当たったら2人に助言貰うか……)」
そばつゆさん「順番決めてませんでしたけど、先鋒そばつゆで確定ですよね」
マキムラさん&みにがっさ「(そういや順番のこと忘れてた)」
マキムラさん&みにがっさ「いいと思います」
そういえば、先鋒と中堅の駆け引きどこ行った?
先鋒戦 そばつゆさん VS 雪姫さん
~選出時~
そばつゆさん「これ何してくるんですかね?」
マキムラさん「正直、分からんとしか言えませんね」
みにがっさ「ただ、まず間違いなくコントロール系ですね。まぁ、こちらの火力で押し切れそうです」
そばつゆさん「パワーで押せそうならミノソンは確定、メインアタッカーはCシャミハザかな?」
みにがっさ「Cウァラクのオーブは……精霊だから推定リムペレティか。ならCシャミハザで上取れてますね」
そばつゆさん「速攻で落としたいメギドもいないし、サブアタッカー枠にネビロス入れて、これでよし!」
そばつゆさん リーダー:ミノソン、ネビロス、Cシャミハザ
~1T目~
そばつゆさん「この湧きだとネビロス奥義までは確定で行けるからこのターンで1人は確実に持っていけますね」
マキムラさん「お互いにスキルを取れていない状況だけど、雪姫さんはCウァラクで重奏始動が出来てない、これは貰いましたね」
そばつゆさん「残りのアタックはCシャミハザとミノソンに乗せて……これで2人持っていけるか?」
予想通り、Rロキを2巡目のCシャミハザアタックで倒し、Cウァラクもネビロス奥義で吹き飛ばせたため、相手の残りはBアラストールのみに……
~2T目~
そばつゆさん「後はCシャミハザスキルとネビロスのボコボッコルでBアラストール倒して勝ちですね」
みにがっさ「まず1勝できたのは幸先いいですね」
中堅戦 みにがっさ VS BanTakさん
~選出時~
みにがっさ「これ何出していいか分からない……」
そばつゆさん&マキムラさん「ブリフォー+BアクィエルCネルガルが丸いかな?」
みにがっさ「ですかね……(久々の配信卓でガチガチに緊張してる)」
みにがっさ リーダー:Bアクィエル、ブリフォー、Cネルガル
BanTakさん リーダー:ブリフォー、Cガープ、Bフォラス
~1T目~
そばつゆさん「相手のブリフォー、奥義構えられてない!これは行けたのでは!?」
時間切れで積まれたスキルでフォトン奪取を決められそのまま奥義でコロッセオ起動……
みにがっさ「フォトン奪取決められた!ブリフォースキル2巡目だったから、これ最後のアタックブリフォーに渡すべきだったじゃん!」
マキムラさん「これはきっつい低確率通されたなぁ」
2,3T目はそのままなすすべなく蹂躙され……
みにがっさ「プレミしたぁぁぁぁぁ!ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!マキムラさん、後は任せました!」
~試合後~
BanTakさん「Bハックベルフェゴール出てこなくて良かった……」
みにがっさ「よく考えたらリーダーBハックのベルフェゴールRナベリウスで全対応できてたじゃん!やっぱり配信卓に映るとデカいガバやらかすんだよな……」
大将戦 マキムラさん VS ミロんさん
~選出時~
ミロんさん「大将戦に絶対Rジズ持ってこんやろと思ったら逆だったわ」
みにがっさ「(計画通り)」
マキムラさん リーダー:Rジズ、タナトス、Bフォラス
ミロんさん リーダー:Bバティン、Rウァサゴ、ティアマト
~1T目~
ミロんさん「お前のことは知ってるんだよぉ!パワーで押してくるってさぁ!」
そばつゆさん「行け!我らが結論ジズ!」
みにがっさ「(ミロんさんの編成の要求フォトンはアタック2スキル1チャージ1orアタック3スキル1、初手Rウァサゴにスキルを積んだから理想の動きのためにはアタック2スキル2チャージ1orアタック3スキル2、しかも積み方固定だから裏湧きを先にピック出来るこちらに分がある……つまり、かなりの高確率でワンキルギミックは不発になる!)これは行ける!」
そばつゆさん「裏湧きにアタックが無い!」
みにがっさ「Bバティン奥義は不発、これは貰った!」
~2T目~
マキムラさん「マスクド・マッドからRジズスキル連打で終わりですね」
そばつゆさん「勝ち確定して良かった……」
みにがっさ「ほんっっっっっとうにありがとうございます!」
マキムラさん「対戦ありがとうございました」
ミロんさん「悔しすぎる~!優勝かかってる試合ってこんなに悔しいのかよ!」
BanTakさん「ペヤングに一歩近づいたね!」
※BanTakさんの大会前のコメント『優勝したチームの大将がめちゃくちゃ辛いペヤングを食べる配信を今月中にすると聞いたので頑張ります』
→チーム戦績2-1で準決勝進出!
~準決勝直前~
みにがっさ「チームうさぎとチームABO3、どっちと当たっても辛いですね……(ひたすらアジトのCムルムルを撫でながら)」
※1回戦前にBanTakさんがウェパルをつついて願掛けしているのを見て、藁にも縋る思いでやっている
マキムラさん「どっちも辛いなぁ……」
準決勝 VSチームABO3
みにがっさ「(事前予測できたのは、実質あぼさんのミノソンチンロンとぼうそうさんのバロールのみ。ウミシオさんは妨害と受けに寄せているから、自分はやや有利、そばつゆさんはBモラクスいるから微不利か。ぼうそうさんもフィニッシャーのバロールやBサブナックは脅威だけどCマルチネの庇うさえなければ、かなりBハックベルフェゴールが刺さりそうだな。そばつゆさんは極端にスキル取れない場合以外は有利取れそうか)今回は自分がぼうそうさんと当たれればほぼ勝てますね、ウミシオさんにも5分以上は行けそうです」
そばつゆさん「先鋒中堅は特に変更無しでいいですよね」
マキムラさん&みにがっさ「大丈夫です」
先鋒戦 そばつゆさん VS ウミシオさん
~選出時~
そばつゆさん「高確率で盾出てくるし、貫通するために万雷の加護撒けるミノソンは出したい……Bモラクス怖いけど、盾が重いしRウァサゴは出しづらい。継続火力欲しいしラッシュ枠はネビロスかな……」
そばつゆさん リーダー:ミノソン、ネビロス、Cシャミハザ
ウミシオさん リーダー:シェンウー、Rアンドレアルフス、Bモラクス
通信エラーからの同じ選出での再戦となり……
~1T目~
そばつゆさん「シェンウーいるからBモラクスにネビロス奥義が届かない……」
みにがっさ「ミノソン多い読みにしてもBモラクス採用できるの、ウミシオさん肝座ってるなぁ……」
そばつゆさん「ヤバい、Bモラクス仕留め損なった……」
~2T目以降~
そばつゆさん「やっぱり全体地割れはきっついって!ミノソン瀕死だし!」
みにがっさ「シェンウーのアーマーも相まって、じわじわと体力差付けられてますね……」
そばつゆさん「Rアンドレアルフスのダメージ軽減きっついなぁ……あ、シャミハザも持ってかれた」
マキムラさん「お、Bモラクスにめまい入ったから湧き次第でワンチャン」
みにがっさ「ネビロスもBモラクススキル圏内ですね……あ、スキル取られた」
そばつゆさん「粘ったけど負けかー、後は2人に任せました!」
マキムラさん「流石にこの不利マッチは仕方ないよ」
そばつゆさん「やっぱりミノソンパでBモラクスは無理だって……Rウァサゴ持っていくべきだったか?……でもシェンウーいるし出せないよなぁ……」
みにがっさ「シェンウーには即死振り回せば行けません?」
マキムラさん「遂行が遅い高耐久に一撃必殺は定石ですからね」
そばつゆさん「なるほど、確かにそうだわ」
中堅戦 みにがっさ VS ぼうそうさん
~選出時~
みにがっさ「BハックベルフェゴールRナベリウスの基本選出で行きます」
マキムラさん&そばつゆさん「多分それが一番全部に対応できてるんじゃないかな」
リーダー:Bハック、ベルフェゴール、Rナベリウス
リーダー:バロール、Cアクィエル、Bサブナック
~1T目~
みにがっさ「ひとまずバロール落としたいですね」
そばつゆさん「Bハックにはスキル積めたので、後はベルフェゴールがスキル取れるかですね」
みにがっさ「スキル取られましたけど、チャージさえ渡さなければこのターンに大きな動きはないのでベルフェゴール覚醒させます」
お互いにバロールとBハックを削り合って次のターンへ……
~2T~
みにがっさ「チャージから取ってきたのでアタックカットしてベルフェゴール奥義に向かいます」
その後、順調にBハックにスキルを積め、理想の動きを目指す方向へ……
みにがっさ「ここスキル確保しておきたいな……」
マキムラさん「どのみちスキル1つは保証されてますし、Cアクィエルが覚醒近いので、チャージカットした方が良くないですか?」
みにがっさ「確かに」
Bサブナックに2巡目に奥義を構えられるも、ベルフェゴールの奥義、エルタニン、ベルフェゴールの強化スキルの3連打で撃たせる前に撃破!
そばつゆさん「更にバロールも落とせたのは美味しいですね!」
~3T~
みにがっさ「これでマスクドマッドとチーフブレーダーで殴って、仮に耐えてもアクィエルの1巡目がチャージなのでエルタニンで勝ちですね!(宣言通り勝てて良かった……)」
大将戦 マキムラさん VS あぼさん
~選出時~
マキムラさん「チンロンのオーブ獣だから防御無視じゃないですね」
そばつゆさん「チユエン居たらウヴァルのタゲ持っていかれるのちょっときついですね……」
みにがっさ「オリエンス周りは……考えなくても大丈夫ですね、出てきたら吹き飛ばしましょう」
マキムラさん リーダー:Rジズ、Cウヴァル、Bフォラス
あぼさん リーダー:ミノソン、Rアスモデウス、チンロン
~1T目~
そばつゆさん「3巡目奥義構えてるので、タゲはRアスモデウスで固定ですね」
みにがっさ「こうなるとチンロンにスキル振られないのラッキーですね」
そばつゆさん「お、帯電の感電も引かなかった。これは勝ちですね」
~2T目~
マキムラさん「後はBフォラスのマスクド・マッドでチンロン落としてRジズで殴って勝ちですね」
そばつゆさん&みにがっさ「これで決勝だ!」
→チーム戦績2-1で決勝進出!
~ミロんさんの大会生放送、バラム飯編~
アヴィダさん「うちのリーダー(柏木さん)、マキムラさんに勝ってバラム飯食わせるって宣言してます!」
※マキムラさんの大会前のコメント『負けた回数分バラム飯の食レポ動画上がります』
BanTakさん「マキムラさんのバラム飯ってどうやって選ぶんだろう。勝った柏木さんが選ぶのかな」
雪姫さん「あるいはルーレットか」
ミロんさん「その手があったか」
マキムラさん「既に2食確定してるんだが……」
スレイマンさん「牡蠣プリンだけはやめておけ」
BanTakさん「スレイマンさん、やったのかな……」
ミロんさん「『だけは』って部分で実感が湧くな、このコメント」
雪姫さん「マキムラさん炭酸苦手って言ってましたけどどうするんだろう」
マキムラさん「その場合炭酸抜いてから飲みます」
BanTakさん「この薄さがいいんだよ……!」
ミロんさん「バラムがめっちゃ言いそう」
BanTakさん「多分ヒュトギンも理解してくれるはず」
決勝戦 VS柏木へ、ミンク祀りて『勝ち示せ』
3人「順番は最後までこのままで行きますか!」
みにがっさ「(アヴィダさんはCラウムRアモン入りの構築か……練習中にそばつゆさんに10回近くボコボコにされた並びだけど、リヴァイアサンがいないのは助かったな。それでもCラウムが重いから、チアリナRアンドレアルフスを出すしかないか。そばつゆさんもスムドゥスBアムドゥスキアスが刺さってはいるものの、選出択になるのがしんどいか。minnkuさんにはRジズを暴奏起動前にBハックベルフェゴールRナベリウスで落とせるので微有利か、そばつゆさんもRジズ対策出来てるしその後の殴り合いでも不利にはならなさそう……)アヴィダさんにはBハックベルフェゴールRアンドレアルフスで誤魔化しながら何とか、minnkuさんにはBハックベルフェゴールRナベリウスが刺さりそうですね」
先鋒戦 そばつゆさん VS アヴィダさん
そばつゆさん「先鋒アヴィダさんか……」
みにがっさ「ということは自分の相手はminnkuさんになるのか」
そばつゆさん リーダー:ミノソン、Rウァサゴ、Cシャミハザ
アヴィダさん リーダー:Bアムドゥスキアス、Rアモン、タナトス
~1T目~
Rアモンのアタック2回とタナトスの踏んでいるBアムドゥスキアスMEの爆発でCシャミハザが落ちて2:2になり……
そばつゆさん「くっ、2フォトン無駄にした!シャミハザじゃなくてミノソンに振っとけば良かった……」
みにがっさ「ミノソンがアーティじゃないので万雷下で殴れる回数減ったのきついですね……」
~2T目~
そばつゆさん「うん、Rウァサゴが狙われるまでは読めてる、読めてるけど……」
その後、ミノソンスキルでBアムドゥスキアスを落としきれず、万雷の加護が消え、削れたミノソンVS Rアモン&Bアムドゥスキアスの構図に……
~3T目~
そばつゆさん「Bアムドゥスキアスがメイジマーマンでタナトス蘇生するからMEが復活して……あ、ダメだー!」
相手の編成が蘇生に重点を置いていたので、もうちょっとBアムドゥスキアスを信じてあげれば良かったです……byそばつゆさん
中堅戦 みにがっさ VS minnkuさん
みにがっさ「Rウァサゴは海洋生物だからシェルドレイク、Bフォラスは不定形だからマスクド・マッド、ウヴァルのは精霊だからほぼエルシーハーパー、ベルフェゴールが悪魔だからチーフブレーダーで……チンロンのオーブが種族獣……獣!?何だ!?グウィルギィ!?(あれ、待てよ。悪魔でも物体でもないなら、あぼさんのチンロンと同じで防御貫通持ってないし、Rジズリーダーの時は出てこない?つまりリーダーはチンロン濃厚、Rジズと同時に出てきても放置安定か……もしかしてあのRジズ見せ枠か!?)」
みにがっさ リーダー:Bハック、ベルフェゴール、Rナベリウス
minnkuさん リーダー:チンロン、Rウァサゴ、Bフォラス
~1T目~
みにがっさ「なるほど、なるほど、フォラスでアタック強化入れたチンロンで防御無視アタック連打するのか……」
表湧きで唯一のスキルをBフォラスに取られ、チンロンにアタック2つを積まれて……
マキムラさん「これはフォトンの湧きがよろしくない」
みにがっさ「ちょっときついかも」
そばつゆさん「裏湧きでスキル3つ来い!」
裏湧きはアタック1スキル2チャージ2
そばつゆさん「相手はRウァサゴ奥義撃ちたいし、スキル譲ってくれるのでは?」
固唾を吞んで待つ3人「……よし、スキル残った!」
無事、ベルフェゴールの強化スキルとエルタニンでチンロンを倒し、数的有利を取る事に成功したが……
~2T目~
1巡目にマスクドマッドとシェルドレイク、3巡目にBフォラス奥義を構えられ、こちらの攻撃は1巡目エルタニンと2巡目ベルフェゴール奥義の単発2回のみ……
みにがっさ「Bフォラスはマスクド・マッドで、Rウァサゴはシェルドレイクだから、マスクドマッドでBハックが落とされて……あれ?」
そばつゆさん「これ、シェルドレイクのターゲット次第でこちらの攻撃全部止められてやばくないですか?」
みにがっさ「相手はBフォラスの奥義を通したいはずだから、シェルドレイクはBフォラスに使いたいはず……Rウァサゴターゲットします!」
そばつゆさん「あれ!?マスクド・マッドがRウァサゴにチェインしてる!?」
みにがっさ「シェルドレイクは……HPの低いBフォラスに飛んだ!これターゲットしてない!」
無事択を当ててRウァサゴを倒し、残すは回数バリアが2枚残ったBフォラスのみという状態に……
そばつゆさん「しかも、Bフォラス奥義をRナベリウスが耐えた!これは偉い!」
~3T目~
Bフォラスの攻撃行動が1巡目のアタックだけになり……
みにがっさ「動ければRナベリウススキルでバリア剝がしたいんですよね」
そばつゆさん「今、Rナベリウスの体力いくつです?」
みにがっさ「265ですね」
そばつゆさん「Bフォラスの攻撃力が255だから、耐えますね!」
そのままベルフェゴールスキルとエルタニンで押し切って勝利!
大将戦 マキムラさん VS 柏木副部長さん
そばつゆさん「CシトリーとRナベリウスのオーブは?」
マキムラさん「悪魔と虫なのでチーフブレーダーとカタストロフィですね」
そばつゆさん「ミノソンのオーブってなんでしたっけ?」
マキムラさん「虫飛行なのでアーティですね」
みにがっさ「(流石コロシアムガチ勢、メジャーどころのオーブ把握が滅茶苦茶速い……)」
マキムラさん リーダー:Rジズ、Cウヴァル、Bフォラス
柏木副部長さん リーダー:ミノソン、Cシトリー、Rナベリウス
~1T目~
みにがっさ「表湧きにアタック無しか……この湧きならCウヴァルにスキル2個ですかね?」
そばつゆさん「これRナベリウスのカタストロフィとCシトリースキルでCウヴァル飛ばされるとまずくないですか?」
マキムラさん「ならBフォラスでRジズにアタック強化入れますか」
そばつゆさん「Rジズタゲってくれれば楽なんだけど……」
みにがっさ「相手はCシトリーにスキルスキルアタックか……耐えられますかね?」
予想通りターゲットされたCウヴァルがRナベリウスのカタストロフィとCシトリースキルで反撃出来ずに落とされ、残りの攻撃をRジズが耐えられるかの勝負に……
マキムラさん「後は、このCシトリースキル次第。Bフォラスに飛べ、Bフォラスに飛べ!」
みにがっさ「Cシトリーのとどめボイス!Bフォラス対象です!」
CシトリーのアタックをRジズが耐え、1:3だが残り体力的に実質ミノソンとの一騎打ち状態に……
みにがっさ「(アタック強化でRジズ奥義の自然回復量も増えてるから、次ターン受けられる範囲も増えるのか……判断が上手い、見習いたいな)」
マキムラさん「これCシトリーにスキル3連打されてたら負けてたな……」
そばつゆさん「コロシアムでダメージ感覚ある人は、耐えると分かったら躊躇なくタナトスにスキル3つ積みますからね」
マキムラさん「多分、対RジズでCシトリーにスキル3つ積むパターンを想定してなかったんでしょ」
~2T目~
そばつゆさん「これ強化アタックでCシトリーとBナベリウスは落ちますかね?」
みにがっさ「万雷の回復込みで現在の体力が半分なので行けますね、あとはミノソンスキルの回数だけだけど……」
マキムラさん「ミノソンスキルは2回、これはもらった!」
耐えて返しのRジズスキルでミノソンを倒してマキムラさんの勝利!
……チーム【マキムラと愉快な仲間たち】優勝!
マキムラさん「勝ちましたー!優勝だー!」
そばつゆさん&みにがっさ「おー!」
マキムラさん「今日めっちゃよく寝れる」
みにがっさ「絶対寝れますね!」
なお、全員朝5時半まで起きてた模様
後夜祭が楽しすぎたのが悪いbyみにがっさ
5.後日談
~後夜祭、それぞれの『しこう』と初戦の駆け引き編~
雪姫さん「がっささんと嗜好は違うけど、思考は同じなんですよ」
みにがっさ「お互いが、お互いの思考を大体は予想できますからね」
雪姫さん「私が環境メタ特化で、がっささんは対個人メタ特化ですからね」
みにがっさ「今回当たらなかったのは良かったのか」
みにがっさ「初戦の負けが本当に悔しい……!全体的に刺さってたのは事実だし、素直にBハックベルフェゴールでゴリ押せば良かった……ぐぬぬ」
雪姫さん「Bハックベルフェゴールは出てきたら無理って切りましたからね、直前で入れたBanTakさんのBアクィエルメタ刺さってよかった……!」
みにがっさ「ちなみに切った理由は?」
雪姫さん「そばつゆさんのRウァサゴBハックベルフェゴールbotに当たって、消してないから没編成なのかと……」
みにがっさ「botリセット作戦、本当に効果あったのか!」
〜後夜祭、SSR+オーブ編~
※みんなのオーブ含めた編成画像が貼られる流れの中でコアラのデスマーチさんの編成に注目が集まる
「エルタニン2つ持ってたのはびっくりした」「こわ」「流石に片方は自引きですよね?」
コアラのデスマーチさん「両方呼応です」
「覚悟が違う」「ひえっ」「やば……」
そばつゆさん「そういえば、がっささん、あれってどうします?」
みにがっさ「この流れだし言っちゃいますか!……実はですね、準備期間中の無料単発でヴルカン(防御無視特性持ちのバーストSSR+オーブ)引いてたんですよ」
「まだ隠し玉あったのか」「流石に読めない」「読めてたまるか」
〜マキムラさんの罰ゲーム編〜
マキムラさん「というわけで、今回うちのチームは3敗したのでバラム飯食レポを3食分することになりました」
あぼさん「何でこの人優勝したのに罰ゲームやってるんです?」
そばつゆさん・みにがっさ「何ででしょうね??」
マキムラさん「チームメンバー強すぎてスリルが足りねぇなぁ、と」
みんな「……(この人何言ってるの?)」
6.最後に
【マキムラと愉快な仲間たち】のチームメンバーからコメントを貰ってきました
そばつゆさん
「全体戦績が1-2だったのがめっちゃ悔しい!練度が足りなかった……もっと色々な相手に練習を踏んで、色々な選択肢を身に付けたかったです」
マキムラさん
「どっちが勝ってもおかしくない名勝負ばかりでした!」
主催のミロんさん、チームを組んでくださったマキムラさん、そばつゆさん、対戦してくださった皆様、大会参加者の皆様、大会の放送を見てくださった視聴者の皆様、本当にありがとうございました。本当に楽しかったです!
第十回メギドPVP大会『カラフル杯』優勝編成解説&各試合の振り返りレポート
始めまして、普段はニコニコ動画に「イベント配布メギド縛りでメインVH(
https://www.nicovideo.jp/series/134158)」という縛り動画を投稿しています、みにがっさです。今回はミロンさん(@million241)主催の特殊メギドPVP大会『カラフル杯』の第十回大会にて優勝することができましたので、編成の解説と試合の振り返りをしていきたいと思います。
1.カラフル杯のルールについて
メギド72のPVPは、基本的にメギドは星3レベル30、オーブはレベル1となり、事前に選んだ8柱の中から5柱を選出する、というものなのですが、今回の『カラフル杯』は特殊ルールとなっており、事前に選んだ8柱の中からラッシュ、カウンター、バーストのメギドを1柱ずつ選出し、3柱で戦う、というルールとなっています。また、勝利時3点、引き分け時1点を獲得し、全4試合終了時に勝ち点が最も多い人が優勝、といった感じのスイスドロー形式で行われます。カラフル杯のルールについては下記のツイートで分かりやすく説明されているため、詳しい部分は省略します。
※以下ルール説明です※
— ミロんさん@ (@million241) July 7, 2022
参加する際に何か分からないことがあればお気軽にお申し付けください🤗 pic.twitter.com/a72YPNzQGy
2.使用メギドについて
今回使用したメギドは下の8柱です。
編成経緯
推しメギドであるムルムルちゃんがカウンターにリジェネレイトしたのでCムルムルを使いたい、というところからスタート。色々考えた結果、Rジズ暴奏パのカウンター枠でサブアタッカーとして使うのが最も強いと判断した。Rジズは暴奏を発動するまでは妨害に弱いため、チェインで行動順を吊り上げて妨害をすり抜けられるBハックを採用。最もパワーの高いこの3柱をメイン選出とした。
サブプランを決める時に、PVPでは飛行特性持ちメギドの絶対数が少なく、Bアラストールやガギゾンなど地形による妨害が強いと気付いた。その多くをフォトンを使わずに封殺できるミノソンを採用。ミノソンを選出する場合はリーダー前提となるため、ミノソンと組み合わせて最もパワーの高いCシトリー、この2柱と合わせて1巡目にほぼ確実に1柱以上落とせるRウァサゴを採用し、サブ選出とした。
この2つの編成ではRジズミラーや耐久ネクロに勝てないと判断したため、コロッセオメギドが欲しいと感じた。最初は単体性能が最も高いと考えているゲイボルグの採用を検討していたが、Bハックで吊り上げる際にゲイボルグの方が遅いので、Bハックにスキル×2、ゲイボルグにチャージスキルと条件の厳しい4フォトンを必要とする点が気になった。そこで、オーブとリーダーMEの素早さ上昇で、素早さ上昇オーブ持ちBハックを抜けるブリフォーに白羽の矢が立った。ブリフォーの場合だと、ブリフォーにチャージアタック、Bハックにスキルの3フォトンで1巡目コロッセオギミックが成立するため、他のフォトン次第で優勢を維持したまま次のターンを迎えられるなど、更なる上振れを目指せるようになる。この編成に必要なカウンター枠はチャージとアタックで殴れるメギドなので、感電妨害もできるCシャックスを加えて、対トランス用選出とした。
ここで、サブ選出のCシトリーは火力は高いが行動する前に落とされやすく、実質2:3から試合が始まることになりそうだという事に気付き、Cシャックスとの入れ替えを検討し始める。これが案外しっくり来て、スキルはミノソンか感電狙いのCシャックス、アタックはRウァサゴの開幕奥義用とCシャックス、チャージはミノソンとCシャックスと、どのフォトンが来ても柔軟に戦える編成に仕上がった。そこで、対策されやすいRジズ軸よりフォトン事故に強いこちらの選出の方が扱いやすいと感じ、メイン選出をこちらに変更。Rジズ軸は見せ合いでの圧力をかけてもらう目的で、目立つ左端に配置した。
ここで一旦Cシトリーが編成から外れ、空いた枠にCウヴァルやBサブナックなどを入れていたが、ミノソンCシトリーRウァサゴという並びは、低速メギドもしくは役割遂行が遅いメギドを強烈に縛る、という点において見せ合いの時点で入れておく意味があると感じ、Cシトリーが戻ってきて完成した。
ここからはそれぞれのメギドの個別の採用理由について左から順に詳しく解説していきます。
Cムルムル
推しメギド枠その1。暴奏編成でのサブアタッカー枠として採用。覚醒が3ゲージと短いため、余ったアタックとチャージで奥義を狙える事も多く、攻撃力3倍ダメージ+フォトン破壊が暴奏下で決まれば試合の流れを一気に優勢に持っていける。今回は暴奏前提の構築のため、覚醒スキルは使う機会はない、というか暴奏を打ち消さないように暴発に気を付ける必要がある。
オーブは1ターンオーブで攻撃力2.5倍のダメージで殴れるチェクチェクを採用。暴奏編成で本格的に攻め始める2ターン目に、フォトンを選ばず使えるので実質的にメインウェポンになっていた。ついでに音符が出るため、2ターン1巡目の最強行動だった。特性がめまい耐性で、感電耐性のリムペレティと同じ精霊種族かつ同じ1ターンオーブのため、相手視点でめまいと感電のどちらに耐性を持っているか分からないという理不尽な択が生まれる点も強い。
選出率同率4位(2/11)
Rジズ
暴奏の起動役兼範囲アタッカー枠として採用。暴奏状態は「音符の発生数+1・攻防早50%UP・ダメージ15%軽減・フォトン容量+1」の効果を味方編成全体に発揮する強力な特殊状態だが、同時にチャージ・オーブ以外の音符が発生しない行動はアタックに変化するという制限も発生する。また、上記の効果は協奏状態時のみしか効果を発揮しないため、お互いのトランスを上書きするコロッセオメギドの選出を強烈に誘導できる点も強力。
オーブは最初、非協奏型暴奏編成を参考にフォトンに関係なく攻撃できる1ターンオーブのアームストロングの予定だったが、吊り上げ役のBハックより1速いめまい使いのCベリト・Cフルーレティ対策としてめまい耐性オーブのソレントを持たせた。Rジズはスキル連打が最も強い行動なので、自身アタック変換+アタック追加の轟迅狼ベヒモスより、チャージ畑になった時にCムルムルにアタック追加+アタック強化で最低限の動きができるソレントを選択した。
選出率同率4位(2/11)
ミノソン
万雷の加護の展開役兼高耐久アタッカーとして採用。万雷の加護は「雷ダメージ70%上昇・雷ダメージを与えた時、ヒット1回ごとに、与えたダメージの50%分の追加雷ダメージが発生・毎ターン終了時にHPを継戦能力20%回復」の効果を持っているが、ミノソンのリーダーMEで開幕味方全体に展開する事ができる。全体地形は全体地形でしか塗り替えられないため、フォトンを使わずに単体・列地形対策ができる点も見逃せない。また、特性で万雷の加護下にいる時は状態異常にならないので感電やゾンビなどミノソン自身が受けると面倒な状態異常の対策をバッサリ切ることができた。編成全体としても、万雷の加護の回復に耐久を任せることにより、他のメギドのオーブを攻撃面に振り切ることができたのが大きいと感じた。
オーブは地形ターンを1伸ばすアーティを採用。これにより、開幕3ターンは万雷の加護下で戦えるようになり、火力と継戦能力が向上した。初期案ではコロナフォースで防御無視スキルを振り回すというコンセプトだったが、スキルフォトンを取れる数・スキルのヒット数・スキルのヒット先と、万雷の加護の1ターン延長と引き換えにするには余りにもギャンブル性が強すぎるという皮肉すぎる理由で没となった。
選出率同率1位(9/11)
Cシトリー
推しメギド枠その2。万雷の加護下での高火力アタッカー枠として採用。スキルを連打できるのが理想行動だが、ミノソンもスキルを必要とするので要求フォトン被りを起こしやすい。むしろ2連撃でバリアを剝がしたり、防御無視なので意外と火力を出せたりとアタックの方が小回りがききやすい。大きな弱点としては、紙耐久の上に集中砲火を受けやすく、素早さもそこまで高くないので、1行動が限界であることだろうか。2回目以降の行動は、不発に終わることも多く、相手にフォトンアドを与えかねないので注意。
オーブは80%防御無視のチーフブレーダーにし、高耐久相手にもスキルの1行動で打点が出せるようにした。貫通万雷Cシトリーは存在そのものが脅威なので、選出画面で分かるように下手にオーブは弄らない方がいいと感じた。実際、1度も選出こそしなかったが、低速メギドの選出を抑えたり、Cシャックスの選出を読ませないという意味で、勝利に貢献してくれていた。
選出率同率7位(0/11)
ブリフォー
暴奏・ネクロ対策として、コロッセオの起動役として採用。コロッセオ起動と同時に素早さを100%上昇させるため、次のターンはほぼ確定で相手の上を取ることができる点が強い。コロッセオ下のスキル・覚醒スキル共に性能が頭一つ抜けていて、出来るだけフォトンを積みたくなる性能をしている。しかし、奥義・オーブによる攻撃は回避出来ず、更にオーブは奪取もできないため、ターゲットに気を付ける必要がある。めまい・感電・暗闇・フォトン破壊・フォトン奪取・ゾンビ化などあらゆる妨害が直撃するが、逆に言うとコロッセオの始動を妨害するためにそれらの技を持つメギドの選出が濃厚になると考えられる。結果的に1度も選出はしなかったが、他に刺さりづらいめまい持ちメギドを誘い出し、対戦を有利に進めることができた試合があったため、正解だったと言えるだろう。
オーブは素早さが上がり、選出画面でめまい対策のソレントと同じ獣人種族と表示されるエンキドゥを選択した。しかし、よく考えるとオーブを確認した時に素早さが変動していることにまず気づかれるので、素直に2枚バリアの貼れるシェルドレイクで良かった。
選出率同率7位(0/11)
Cシャックス
「攻撃力374未満で、最低限の攻撃性能を持ったカウンターメギド」という条件に該当し(攻撃力327)、感電による妨害もできるオールラウンダー枠として採用(この件については後述)。スキルによる70%感電と3ゲージ3倍の雷ダメージ奥義を状況によって使い分けられる、想像以上に強いメギドであった。また、連撃メギド相手に対しては奥義レベルが上がりやすく、万雷奥義でワンパンできる射程圏内が広がる点が自分好みで使い勝手が良かった。感電付与役として考えると、真っ先に名前が挙がるBインプはメイジマーマンなどの素早さ上昇オーブ持ちが多い関係で、超高速のジャマー兼サポーターとして起用されていることが多い。対して、Cシャックスも素早さ上昇オーブを持たせていて、高速からの感電付与による妨害が出来るという点はBインプと同じである。ただ、Cシャックスの主目的は上から相手をワンパンすることであり、ジャマーに特化したBインプとは役割が異なっている。何よりも、カラフル杯のルール上、ミノソンと組み合わせられる高速雷使いは、Rグリマルキン、Cグリマルキン、Cシャミハザ、Cバエル、と耐久か火力に難があるメギドが多い。この中で火力と耐久が十分なCグリマルキンは、速攻火力で押し切りたい今回の編成ではゲージが4と重く、また、スキルで敵をエレキ状態にしてしまうため、フォトンドリブンの柔軟性が低下してしまう点が問題となる。こうして選ばれた、そこそこの耐久を持ち、特性による高い素早さから3ゲージという短いゲージで万雷の加護の補正が乗った3倍奥義を使えるCシャックスは、その唯一性から可能性を感じたメギドである。予想通り、実戦においてもスキルによる感電、万雷下の奥義によるワンパンを使い分けて大暴れしてくれた、間違いなく今回のMVPである。
オーブは素早さ24%上昇のエージェントで、特性と合わせて実質的な素早さは263となっている。これにより、相手のメイジマーマン持ちが余程の高速メギドでない限り先制できるようになり、行動回数を増やすことに繋がった。ただ、オーブ技が40%の確率で列フォトン破壊+ダメージと、雑に使用してもアドバンテージを得づらいため玄人向けだと感じた。Cシャックスの場合、スキルも十分に強いため、同じ素早さ上昇で自身スキル追加+バリアのネクロスの方が良かったかもしれない。ただそれでも、上から高火力を押し付けるのは本当に強かったので方向性としては間違ってなかった。
選出率同率1位(9/11)
Rウァサゴ
ここまでのラッシュ枠がどちらもリーダー前提で、自由度が低かったため、初手の瞬間火力と周りのゲージの補佐を同時にこなせる汎用枠として採用。特性による開幕奥義はそこそこのダメージに加えて、実質的に自身以外のゲージ+1のME感覚で雑に強かった。覚醒スキルの即死確率は25%且つ単体対象のため余り積極的にやりたくはないが、相性が最悪だった場合に開幕覚醒スキルで無理矢理まくることができるというのは頭の片隅に入れておきたい。また、今大会で多かったRアモンの覚醒0特攻も自然と回避できる点もかなりの強みに感じた。
Rウァサゴは1ターン目以外は放置されやすく、2ターン目以降も火力が欲しかったため、オーブはボコボッコルとなった。地味に前列の被ダメージ10%軽減が強く、Cシャックスがミリ耐えから返した試合もあり、勝利に大いに貢献してくれた。
選出率同率1位(9/11)
Bハック
バースト枠がリーダー固定のミノソンのみのため、汎用性のあるバースト枠兼チェインサポーターとして採用。主なチェイン先は、どちらも奥義発動が重要となるRジズ・ブリフォーとなる。スキルのチェインだけでなく、攻撃性能を高めるスキル強化もターン制限のあるRジズ・ブリフォーのどちらとも相性が良いのも嬉しい。
オーブは出来るだけ速くチェインを行いたいので、素早さ上昇幅の大きいマスクドマッドを採用。使用できるのは3ターン目以降にはなるが、素早さ5倍のダメージ+チェインは素早さが上昇する暴奏・ブリフォーのコロッセオ奥義とも相性が抜群だと感じた。特に、暴奏・コロッセオを1ターン目に起動した場合、3ターン目は効果の残っている最終ターンとなり、勝負のターンとなる。そこで、放置されやすいサポーターが1度限りだが強力な打点を出せるのが強く、味方にチェイン効果までついているため、一気に畳みかけられるのも優秀であった。
選出率同率4位(2/11)
3.選出パターン
《暴奏軸》
コロッセオメギド・速攻火力の出るトルーパーがいない場合に選出。基本的には選出画面で圧力をかけていくのが仕事となる。
ハックより速いめまい使いはオーブでカバーしているので問題ない。Rジズに感電が飛んできそうな場合は奥義の後にアタックを積んで削りを入れていく。Bハックに感電が飛んできた場合も、ターゲットの都合上、Rジズがフリーになるためスキルの火力で制圧できる。
基本的な動きとしては、1ターン目にBハックのスキルでRジズを吊り上げ、暴奏を起動。スキルはRジズ優先で、残りのフォトンはCムルムルに渡す。2ターン目はRジズはスキル、Cムルムルはチェクチェクと余ったフォトンで攻撃する。基本的には1ターン目から引き続きRジズが狙われてこの辺りで落とされるため、Cムルムルの奥義準備が出来るとベスト。3ターン目はBハックのマスクドマッドでチェイン、前ターンに準備していたCムルムルの奥義で押し切る、といった速攻を心がけたい。
《Rジズ特化編成》
Rジズを通す以外にどうしようもない時の選出。どうしてもパワーが落ちる選出のため、他の選出が通らないかをまず考えたい。
基本的な動きとしては前述の通り、1ターン目にBハックのスキルでRジズを吊り上げて暴奏を起動する動きは強力だが、Bハックにスキルを渡さずにCシャックスで感電を狙うパターンも考えておきたい。2ターン目はひたすらRジズにフォトンを積み、3ターン目はBハックのマスクドマッドでの攻撃やCシャックスのエージェントでのフォトン破壊など、オーブを中心に攻めていきたい。
《万雷シャックス軸(基本選出)》
この大会での基本選出。瞬間火力とある程度の継戦能力と妨害を兼ね備えている、かなり扱いやすい編成に仕上がった。
基本的にアドリブで動くが、理想の動きとしては1ターン目、Rウァサゴの奥義でダメージを与えながら覚醒を上げ、Cシャックスがチャージアタックで奥義、ミノソンがスキル2つで帯電をばら撒きながらさらに削る。2ターン目、Rウァサゴはボコボッコルを使用し削りながら、今度は前列の耐久を上昇させる。引き続きミノソンには、スキルを渡してダメージを稼いでもらう。その間に、Cシャックスはチャージ1アタック2で奥義を使用したい。理想の動きができた場合は、この辺りでほぼ決着は付いているため、3ターン目以降は省略する。
ドリブンの都合上、スキルを複数積むミノソンが狙われやすく、その間にCシャックスが奥義で敵のアタッカーを倒して試合を決めてくれることが多かった。最後に残る蘇生役のバーストメギドは、自身の蘇生技以外にもメイジマーマンを持っており、2回の蘇生を許さずに万雷奥義で上からワンパンできるエージェントCシャックスは、フォトンアドを稼ぐ能力が非常に高いと感じた。
《万雷シトリー軸》
相手がやRアンドラスやリヴァイアサンなどの耐久力が優れているが決定打に欠けるメギドを多く編成している場合に選出。
こちらからの崩しの手段が、脆いCシトリー頼みになるため、ミノソンを全力で覚醒させて奥義による崩しを狙っていきたい。相手からはこの選出も十分選択肢の1つに見えるため、Cシトリーより速いメギドの選出を誘えるor遅いメギドの選出を抑えられる。見せ合い時の圧力は非常に高いが立ち回りが難しく、扱える自信がないため、基本的に選出候補からは外すようにしていた。
《コロッセオ軸》
相手が暴奏や耐久寄りのネクロなど、上記の編成では対応出来ない相手がいた場合に選出。
ブリフォーにチャージアタック、Bハックにスキルと積むことで、1巡目にコロッセオを起動する事ができる。この時、Bハックのスキルはターゲットに関係なく「最も攻撃力の高い味方」にチェインするため、この編成におけるカウンター枠には、攻撃力がブリフォー(374)未満でなければならないという制約が付く。コロッセオは3ターンしか継続しないので、コロッセオ中に試合を決めきれるメギドが欲しい。この条件の中で最も攻撃性能を持ったメギドを探した所、Cシャックスが該当した。Cシャックスの採用により、こちらへの致命打となりうるゾンビ化を付与できるチェルノボグのスキルも70%感電で止められるので、ゾンビ化の付与率も考えると約8割でゾンビ化を回避でき、分の良い勝負であることが分かる。このように、ピン差しのチェルノボグに対しても選出を崩さずにいられる点でもCシャックス採用は噛み合っていると感じた。
また、この3柱のオーブ・特性・ME込みの素早さは、ブリフォー(289)>Bハック(266)>Cシャックス(263)の順になっているので、コロッセオ起動直後に攻撃されて劣勢スタート、という現象が自然と起こりづらくなっている。
選出について
メギドのPVPは60秒で選出を決定する必要があるが、自分はまだ慣れていないので時間がギリギリになることが多い。また、カラフル杯には初出場であったため、予め選出パターンを複数個用意しておき、選出時間をオーブ確認や相手の選出予想に充てて、相手の行動意図を探った方が良いと考えた。しかし、メギドの星3ステータスをほぼ覚えていないため、例えステータス上昇オーブであっても種族からの推測のみになるので、参考程度にしておく。また、基本的にその場で思い付いた選出はパワーが下がると考えているので、出来るだけ上記の選出から崩さない事を意識した。そのため、11戦中9戦で基本選出、2戦で暴奏軸と選出パターンが偏ったが、その分対戦に集中出来たので良かったと思う。
4.本戦
1回戦 VS ミロンさん
www.youtube.com(配信の7:30辺りから)
主催が相手の場合、勝敗に関わらずこちらの勝ち扱いになるとのことで、気分が楽になった。コロッセオメギド不在、トルーパーもいないため、オリエンスアクィエルの組み合わせが気がかりだが、1ターンで吹き飛ばせば問題ないと思い、リーダーRジズ、Cムルムル、Bハックの暴奏軸を選出。主催相手の試合は情報公開されるのと実質同じということで、万雷軸やコロッセオ軸の動きは隠しておきたいと思っていたため、ある意味運が良かったと言える。ミロンさんの選出はリーダーCサブナック、Rゼパル、Bハック。RゼパルがBハックより速いので、恐らくBハックのチェインによる1巡目にRゼパルの強化覚醒スキルで微塵切りにする狙いだろう。
1ターン目、ゼパルにチャージスキルアタックと積まれるが、それ以外のスキルはこちらでカットする事に成功。BハックのチェインからRジズの奥義で暴奏状態になり、Rゼパルの猛攻を受け止められるかの勝負が始まった。2巡目のRジズのアタックと合わせてRゼパルを落とすためにCムルムルにスキルを積んだがCサブナックに庇われたので、素直にRジズに乗せておくべきだった。暴奏の防御バフとダメージ軽減のおかげでRジズが何とか耐えてくれて、なんとか持ちこたえた。
2ターン目、暴奏の素早さバフ込みでもRジズとCムルムルはRゼパルを抜けていないので、1ターン目と同じようにBハックスキルでのチェインでの行動吊り上げを狙うことにした。……暴奏を使ったことのある方ならお気づきだろうが、暴奏状態では音符の出ない行動は全てただのアタックになるのである!効果はなくとも画面上にはチェインの表示がされるため、お互い忘れたままフォトンドリブンが進められ、Rゼパルに1巡目シェルドレイクを使わせることに成功した。これにより、ジズの体力を削られずに全体化アタックが通った。続いてCムルムルのチェクチェクで覚醒スキルを構えていたCサブナックを撃破。更にRジズの行動回数が増え、ハックに積んでいたスキルでRゼパルのバリアを剝がせたので、Rジズの2回目の全体化アタックでRゼパルとBハックを倒して勝利。念願の初勝利だったが、よりによって配信試合で特大ガバをやらかして恥ずかしかった。
勝ち点3(勝ち1、引き分け0、負け0)
現在同率1位
2回戦 VS コアラのデスマーチさん
第十回カラフル杯 VS コアラのデスマーチさん その1 pic.twitter.com/sfsh7CuyoO
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
第十回カラフル杯 VS コアラのデスマーチさん その2 pic.twitter.com/8HraXbUH5d
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
CウヴァルとCガープの盾組でRゼパルかグザファンを通す編成と判断。バースト枠はサルガタナスかBハックのどちらかで、要所でチェインによる先手行動をしてくると予想。こちらはリーダーミノソン、Cシャックス、Rウァサゴの基本選出である万雷軸を選出し、感電で行動制限するかCシャックス奥義をぶちかますかの択を仕掛けることにした。
コアラのデスマーチさんの選出はリーダーRバティン、Cウヴァル、ルキフゲスと予想が大外れ。Rバティンで回復しながらCウヴァルの反撃メインに盤面を固める選出か。
1ターン目、表湧き唯一のアタックをカットしてRウァサゴ奥義、スキルをミノソンに、Cシャックスにチャージアタックチャージと積んで奥義後の覚醒を進めておく事にした。相手はCウヴァルにスキルチャージ、Rバティンにチャージアタック、ルキフゲスにスキルとピック。ピック終了直前で嫌な予感がしたので、RバティンからCウヴァルにターゲットを変更しようとしたが間に合わず。ルキフゲススキルでCウヴァル以外に勇猛のオーラが付与され、オーブのクールタイムからRバティンはボコボッコル、ルキフゲスはポーラだと予想。先程の嫌な予感は正解で、Cウヴァルはスキルを使うとダメージ軽減により、Cシャックスの万雷奥義だけでは倒せなくなるのである。ノンタゲでCシャックスを執心を付与されたため、一撃で倒さないと手痛い反撃を貰ってしまうことになる。しかし、ミノソンスキルが2回ともCウヴァルにヒットし、その後のCシャックスの万雷奥義で落とすことができたのでかなり運に助けられた試合だった。
2ターン目、相手は表湧き唯一のアタックをカットしてRバティン奥義、その後にオーブスキル、ルキフゲスはスキルアタックと積み、勇猛のオーラを付与して耐久戦の構えを見せてきた。こちらはミノソンにスキル3つ、Cシャックスにアタック、Rウァサゴはボコボッコルと理想的なフォトンを取れた。CシャックスアタックとRウァサゴのボコボッコルを耐えられてRバティンに回復されたり、返しのボコボッコルでミノソンが手痛いダメージを負ったが、ミノソンがスキル連打で押し切って勝利。
勝ち点6(勝ち2、引き分け0、負け0)
現在同率1位
3回戦 VS Alfyさん
VS Alfyさん その1 pic.twitter.com/QbfO2TbKLF
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VS Alfyさん その2 pic.twitter.com/4WtRlg5YLS
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
自爆MEを持つタナトスのリーダー採用の可能性がある以上、暴奏軸、耐久の低いコロッセオ軸は出せないため、リーダーミノソン、Cシャックス、Rウァサゴの万雷軸を選出。AlfyさんはリーダーにBアムドゥスキアス、タナトス、Rオロバスを選出。爆発ダメージで崩壊する未来しか見えず、この時点で頭を抱えた。
1ターン目、相手はタナトスにスキル、Bアムドゥスキアスにスキルチャージ、Rオロバスにアタック2つをピック。こちらはCシャックスの万雷スキルとRウァサゴの奥義でタナトスを落とせると判断し、Rウァサゴにアタック、Cシャックスにスキルチャージ、ミノソンにスキル2つを積んだ。しかし、タナトスは先の攻撃を確定耐えするため、ミノソンスキルでタナトスが落ちた場合に、ミノソンを確実に道連れにされてしまう。ということで、ミノソンがスキルでタナトスを落としてしまった場合を考えると、スキルを1つRウァサゴに回して、Bアムドゥスキアスに呪いを入れることで奥義へのアクセスを妨害することにもなり、次のターンに放置してソウル補正を抑えながらRオロバス爆弾の処理を狙うこともできたと思う。
2ターン目、奥義に王手をかけたBアムドゥスキアスをCシャックスの万雷奥義とRウァサゴのボコボッコルで倒すも、Rオロバス奥義でCシャックスが削られ、ハイドンで爆発ダメージまで上げられてしまう。
3ターン目、なんとかRオロバスを倒して爆発ダメージを耐えるも、帯電地形のダメージで再度落ちた際の爆発ダメージで相打ちに。
勝ち点7(勝ち2、引き分け1、負け0)
現在同率3位
ここで次の対戦相手が現在全勝のAMさんに確定し、この試合で勝った方が優勝だという事実に震えた。ただし自分が勝った場合でも、現時点の勝ち点が同じ7点のスレイマンさんも勝っていた場合、同点決勝が発生するという波乱の展開となった。
4回戦 VS AMさん
VS AMさん その1 pic.twitter.com/Ni2jCTLiWq
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
VS AMさん その2 pic.twitter.com/mot1iWIbPu
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
Bリリムの睡眠での行動阻害が面倒なため、状態異常耐性持ちのミノソンをリーダーにし、瞬間火力の出せるRウァサゴも選出確定。カウンター枠をCシトリーかCシャックスかで悩んだが、選出確定枠のRインキュバスに上を取られているシトリーでは不安と考え、Cシャックスを選出した。Bリリムのオーブを確認したところ種族が悪魔のため、感電耐性のアイビーと推定。Bリリムが出てきた場合、Cシャックススキルの感電に頼らず速攻で落とすことを心がけたい。AMさんはリーダーRインキュバス、Cウヴァル、Bユフィールと選出。BユフィールがCシャックスより遅く、オーブの種族が爬虫類だったのでメイジマーマンと確定。これで少なくとも1巡目は感電チャンスがある。
1ターン目、予想通りBユフィールにスキルを取られるが、こちらもCシャックスにスキルを積んでCウヴァルの反撃を阻止しに行く構えを見せる。後ろ湧きで唯一のスキルをCウヴァルに積まれたので、想定通りにCウヴァルをターゲット。最終的に自分はRウァサゴにアタック、Cシャックスにスキルとアタック2つ、ミノソンにアタック、相手はBユフィールにスキル、Rインキュバスにアタック2つ、Cウヴァルにスキルアタックとピックした。Bユフィールスキルの前にCウヴァルに感電が入り、Rウァサゴ奥義で追撃。相手のターゲットはCシャックスだったため、ここで反撃を貰わずに体力を残せたのは大きい。あとはミノソンアタックとCシャックスアタック2回でCウヴァルを落とせた。
2ターン目、アタック1スキル2チャージ2の表湧きから相手がインキュバスの覚醒を優先してチャージをピック、アタックが残ったのでシャックス奥義が確定した。スキルをミノソンに積んで、裏湧きでチャージとアタックが沢山湧いたのでシャックスを再覚醒まで持っていけた。Bユフィールがチャージスキルチャージと覚醒まで大手のためターゲットしたいが、女性に悪夢を付与する列攻撃奥義は放置できないので、先にRインキュバスを落とすことにした。シャックスの万雷奥義でインキュバスをワンパンし、ハイドンの特性で蘇生したところをボコボッコルで追い打ち。後はミノソンスキルとCシャックスアタックで削ってターン終了。
3ターン目、ここでBユフィールを落とせなければ、メイジマーマンと奥義による2回の蘇生で時間を稼がれ、万雷の加護が消えるので火力耐久共に大きく落ちてしまう。ただ、特にフォトン事故もなく無事にアタックを取れたため、1ターン目の被弾でレベル2になって倍率の上がったCシャックスの万雷奥義でBユフィールを倒して勝利した。
勝ち点10(勝ち3、引き分け1、負け0)
現在同率1位
ここで、スレイマンさんも勝利したため勝ち点10で並び、同点決勝に進むことになった。この辺りから緊張で頭が爆発しそうでひたすら助けを求めていた。
5回戦 VS スレイマンさん
VS スレイマンさん その1 pic.twitter.com/9ePwsd3W4Z
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
VS スレイマンさん その2 pic.twitter.com/xpOBBLcOrC
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
ここに来て何も分からない……。いや、Rアンドラスの突破が難しそうとかリーダーBデカラビアとタナトスの組み合わせが強そうとか、Cアムドゥスキアスのバリアが面倒そうだとか、それぐらいは浮かぶのだが、具体的な選出予想が何も思いつかないのだ。ただ、スレイマンさんの今までの選出がリーダータナトスの選出が多いこと、タナトスの覚醒スキルと奥義以外にデスギフト付与手段がないことから爆発ダメージを貰うのは多くて2回と判断。それなら恐らく押し切れるため、リーダーミノソン、Cシャックス、Rウァサゴの万雷軸を選出。こういう思考が纏まらない時のために基本選出を決めておいて良かった。スレイマンさんはリーダータナトス、Rウヴァル、Bフォラスと選出。これがお相手の基本選出なのだろうか。BフォラスがCシャックスより速く、2ターンオーブを持っていたため、ウヴァル奥義や覚醒スキルをメインにした編成ではないと予想。
1ターン目、相手はミノソンを落とすためにタナトスにアタックを2つピック。それを強化するためにBフォラスにスキルを2つ、残りのスキルをRウヴァルに積んだ。タナトス以外がスキル優先なのは、ミノソンスキルの回数を減らすためとCシャックスの感電をタナトス以外に誘導させれば得られるアドが大きいためだろう。こちらはタナトスをターゲットし、Rウァサゴにアタック、Cシャックスにスキルアタックアタック、ミノソンにスキルと積んだ。Alfyさんとの対戦でRウァサゴ奥義とCシャックススキルでタナトスが落ちないことは分かったので、ミノソンはタナトスの強化アタックとMEの爆発ダメージで落ちるだろうと予測し、Cシャックスの覚醒を溜めることを優先した。Rウァサゴ奥義とCシャックススキルでタナトスは落ちず、ミノソンスキルでタナトスが落ちて爆発ダメージが入った所までは想定通りだったが、なんとミノソンがギリギリで持ちこたえた。Bフォラスの2つ目のスキルがRウヴァルに積まれていたらミノソンが落とされていたかもしれないと考えると、事前のダメージ計算の重要性を感じた。
2ターン目、Bフォラスのオーブを確認すると種族が爬虫類、つまりメイジマーマンのため、タナトスが蘇生され、もう一度爆発ダメージを受けることが確定。Bフォラスはチャージでメイジマーマンを発動し、裏湧きでチャージアタックと積んで次ターンの奥義を目指す動き。RウヴァルはBフォラスをターゲットされた場合に備えて、強化アタックで行動前にミノソンを落とし、削りを入れるためにアタックオーブとピック。こちらはRウヴァルをターゲットし、万雷奥義で確実に落とせるようにCシャックスにアタック3つをピック。蘇生したタナトスをRウァサゴのボコボッコルで倒せなかった場合に1行動が確定するため、ミノソンにスキルを渡した。RウヴァルをCシャックスの万雷奥義で倒し、Rウァサゴのボコボッコルで蘇生されたタナトスを削り(高乱数を引かなければ落ちない)、ミノソンがスキルでタナトスを落とし、なんと爆発ダメージを受けても生き残った。残るはBフォラスだけなので、Cシャックスのアタック2回と帯電ダメージで撃破。
勝ち点13(勝ち4、引き分け1、負け0)
→優勝!
5.エキシビションマッチ
VS マーキュリーさん
VS マーキュリーさん その1 pic.twitter.com/BOwPG3l61s
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
VS マーキュリーさん その2 pic.twitter.com/5wR5BWtgOC
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
この時は優勝に浮かれて何も考えていなかったため、ゾンビ化が刺さるチェルノボグを見落としたままリーダーRジズ、Cムルムル、Bハックを選出。選出パターンの所で書いた通り、Bインプの感電は問題ない。マーキュリーさんはリーダーBインプ、Cフォルネウス、Rアモンと選出。インプで妨害しながらフォルネウスで固めたRアモンで攻める編成だと推測。
1ターン目、スキルが多めだったのでBハックにスキル、Rジズにアタックスキル、Cムルムルにスキル2つ、相手はBインプにスキル2つ、Cフォルネウスにチャージスキル、Rアモンにアタックと積んだ。スキルを分散したことで、どこを止められても最低限の行動は通るようになった。結果、スキル2回は痛いと見たか、相手はCムルムルをターゲット。しかもBインプスキルの10%を引き1回目のCムルムル強化スキルが通ることが確定。こちらはまずはいつも通り、Bハックスキルでチェインして暴奏を起動。そしてCムルムルのスキルでRアモンに削りを入れる。2回目のBインプスキルでは流石に感電したが、ここまでCムルムルがターゲットを吸ってくれたおかげでRジズが削られずに動けているのはかなり大きい。RジズスキルでRアモンを瀕死に追い込むことに成功した。
2ターン目、表湧きがスキルとチャージだけだったため、Cムルムルにオーブチャージを積んで次のターンを見据える。Rジズは感電させられることを見越して、初めからアタック狙いに専念するため、表湧きのスキルを取らず、裏湧きのアタック2つを積むことができた。案の定、BインプはRジズ狙いのスキルで感電を狙ってきたので、全体化アタックでBインプとRアモンを撃破。残ったCフォルネウスはCムルムルのチェクチェクで倒して無事勝利する事ができた。
VS マキムラさん
VS マキムラさん その1 pic.twitter.com/0dw7LVhj8s
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
VS マキムラさん その2 pic.twitter.com/TSM1TvLnnp
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月21日
トルーパーや強力な単体攻撃持ちが多いため、暴奏軸は出せない。コロッセオ軸も出す恩恵が薄い。よってリーダーミノソン、Cシャックス、Rウァサゴの基本選出を選択。ミロンさんの配信でも言われていたように予選で複数人が使用し、猛威を振るったリーダーサルガタナス、Cガープ、グザファンの組み合わせにも注意したい。マキムラさんはリーダーサルガタナス、Cガープ、Rアモンと選出。
1ターン目、こちらはRウァサゴにアタック、Cシャックスにチャージアタックチャージ、ミノソンにスキル、相手はサルガタナスにスキル、Cガープにスキル、Rアモンにチャージアタックアタックと積んだ。ガープの庇うを吊り上げて、Rアモンを守る算段だろう。サルガタナススキルがミノソンに飛んできたため、このターンCシャックスを落とされないことが確定したので一安心。そのままCガープの庇うに繋がるが、ここからRウァサゴ奥義とCシャックスの万雷奥義でCガープを撃破。ミノソンスキルは1度もCガープに当たらなかったので心配だったが流石の火力である。置き土産のリボルトストライクでRウァサゴがめまいにされるが、後はオーブでしか攻撃しないので問題ない。Rアモン奥義を受けたミノソンも体力を半分以上残して、盤石の状態で次のターンを迎えられた。
2ターン目、CシャックスのスキルでRアモンを落とし、サルガタナスをRウァサゴのボコボッコルとミノソンスキルで削る。最後はCシャックスがスキルで倒して勝利。
VS 葉蓮さん
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— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月22日
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ここに来て何も分からない相手2人目である。心の底から本戦で当たらなくて良かったと感じた。こういう時はオーブから作戦を探るほうがいい。アリトンのオーブは種族が獣だからほぼエージェント確定。Cベリトのオーブは種族が龍・神……分からないので飛ばす。Bモラクスのオーブも種族が獣だからチビックス確定。Rアンドラスのオーブは種族が精霊だから奏響ヨハネスかピエトロ、大穴でシノビンか。アザゼルのオーブは種族が獣人だからアームストロング辺りだろうか。ブリフォーのオーブは種族が獣人だから恐らくめまい耐性のソレントだろう。Cアマイモンのオーブは種族が龍・飛行だからインベイルか(実際にはインベイルの種族は龍のみ)。Bアムドゥスキアスのオーブは種族が爬虫類なのでほぼメイジマーマン断定でいいだろう。全員分のオーブを確認したのでベリトのオーブを再確認した所、見えるのは種族が龍・神。やっぱりなんだこれ!?結局、シャックスの上を取れるのが推定アリトンだけという事が分かったので、リーダーミノソン、Cシャックス、Rウァサゴの基本選出で行くことにした。葉蓮さんはリーダーBアムドゥスキアス、ブリフォー、Cベリトと選出。やはりブリフォーのオーブのクールタイムが2ターンだったので、ソレントで確定。Cシャックスで上が取れているのは大きい。
1ターン目、アタックをカットしてブリフォーに奥義を使われないようにドリブンした。最終的に、こちらはRウァサゴにアタック、Cシャックスにスキルアタックチャージ、ミノソンにスキル、相手はブリフォーにチャージスキル、Cベリトにスキル2つ、Bアムドゥスキアスにスキルと積んだ。ターゲットは迷ったが、シャックスにめまいを通されると回避状態のブリフォーの処理が遅れて負けると思ったため、Cベリトにした。シャックスが感電を外すが、相手はRウァサゴをターゲットし、めまいが通る。恐らくブリフォーをRウァサゴ奥義とCシャックススキルアタックで処理されるのを防ぐためであろう。ミノソンスキルで全体的に削りを入れて、CベレトがCアタックのアタック圏内になり、そのまま落とせた。デスギフトでRウァサゴが吹っ飛び、MEの爆発ダメージがCシャックスに飛んできた。追撃のブリフォー覚醒スキルを何とか耐えて、チャージで覚醒状態に。
2ターン目、Cシャックスにアタックスキル、ミノソンにスキル3つと積めたので、先制万雷奥義でブリフォーを倒した。その後はアムドゥスキアスを集中砲火で削り倒して勝利することができた。
VS 雪姫さん
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雪姫さんは自分と同じく、「ソロモン誘拐組によるメインストーリーVH攻略(https://www.nicovideo.jp/series/143888)」という動画を投稿している縛りプレイヤーで、今回は出場しないと聞いていたので、構築相談に乗ってもらっていた。しかし、急遽欠員が出たため出場することになったそうだ。本当に本戦で当たらなくて良かった……。もし当たっていた場合、お互いに手の内が分かっている状態での地獄の読み合いが発生していたであろう。どういうことかというと、まず相手から見て最大の脅威はRジズ軸である。これに対抗できるのがリーダーチェルノボグ、Rウァサゴ、Cトルーパーの組み合わせで、Cトルーパーが1巡目に奥義を使えるため、こちらのRジズを確実に落とすことができる。この選出は動きの都合上、ネクロ始動をチェルノボグに任せることになるため、Cシャックスで感電させることができればソウルを稼がせずに済み、優位に持ち込めるため、万雷軸が有利を取れる。ただし、RウァサゴではなくRロノウェ選出の場合、早期にCシャックスを落とされると、Rロノウェの突破手段がアクセスの遅いミノソン奥義だけとなり一気に不利になってしまう。それならば、Rロノウェを意識してコロッセオ軸の選出をしたパターンを考える。この場合、素早さ上昇オーブを持たせ、リーダーMEでさらに加速したガギゾンに上を取られるのが問題となる。先制してブリフォーに氷結地形を貼られることで攻撃力が25%低下し、Bハックのチェイン先がCシャックスに変わってしまい、1巡目奥義が出来なくなってしまう。また、スキル2回での凍土地形も厄介で、素早さ25%低下が辛い上に行動するたび、素早さ20%低下やスキル劣化などを引かないようにお祈りをする必要が出てくる。ガギゾン対策で万雷軸を選出しても、Bオリアスがいる場合、ねずみ化や覚醒スキルの全体氷結などが厄介で放置出来ない。ただ、ガギゾン軸はBオリアスのねずみ化や、凍土地形にするためにスキルが多く必要なため、まだ暴奏軸でも押し切りやすい選出である。このように、Rジズ軸<チェルノボグRウァサゴ軸<万雷軸<Rロノウェ軸<コロッセオ軸<ガギゾン軸<Rジズ軸……と竦みが発生してしまうのである。相手の裏をかいて選出を決めるのもまた運ゲーのため、ここは別ベクトルで攻めてみることにする。選出の竦みはあくまでお互い理想のフォトンが取れた前提であるが、その中でお互い、フォトンの偏りが生まれても安定度の落ちない編成が存在する。自分は基本選出の万雷軸、相手はチェルノボグRウァサゴ軸である。この場合、こちらはスキルが多ければ上振れ、相手はチャージが多ければ上振れとなるため、運ゲーの勝率的にはこちらに分がある……と思いたい。ということで、自分はリーダーミノソン、Cシャックス、Rウァサゴの基本選出である万雷軸を選出した。対する雪姫さんはリーダーチェルノボグ、Rウァサゴ、マスティマを選出。これでひとまず大幅な選出負けは無くなった。
1ターン目、こちらはアタックをRウァサゴ、Cシャックスにスキルアタック、ミノソンにスキル2つと積み、シャックス奥義でのマスティマ撃破を見据えてミノソンを囮に、相手はRウァサゴにアタック、チェルノボグにスキルチャージアタック、マスティマにアタックと、明らかにチェルノボグを囮にしてマスティマ奥義を通しに来ている。スキルでネクロにされるのはマズいのでチェルノボグをターゲットし、ウァサゴ奥義と合わせて落としに行く。まずはシャックススキルでチェルノボグを感電させ、ネクロ始動を防ぐ事に成功。その後はウァサゴ奥義の交換会。こちらはミノソンが、相手はチェルノボグが削られる。そしてマスティマ奥義でミノソンが飛ばされる。予想通りなのだが想像以上の火力だった。最後のシャックスアタックではチェルノボグは落としきれず残数有利を取られる。
2ターン目、チャージ2つとアタック3つで相手の先攻。チャージをマスティマに積んでくれたため、Cシャックスにアタック2つを積むことができた。ここでチェルノボグのHPを確認すると174。これならCシャックスのアタックでとどめを刺せる。最終的に、こちらがRウァサゴにオーブスキル、Cシャックスにアタックアタックチャージと、相手はRウァサゴにオーブアタック、チェルノボグにオーブ、マスティマにチャージアタックと積んだ。恐らく、これはボーパルバニーで覚醒加速してマスティマ奥義に繋げる動きだろう。まずはシャックスのアタックでチェルノボグを落として2:2の持ち込む。その後互いのRウァサゴがボコボッコルとリャナンシィを使い、削りを入れた。ここでこのターンマスティマ奥義が飛んでくる可能性が消えた。Cシャックス奥義奥義でウァサゴを倒して今度はこちらが残数有利となった。
3ターン目、こちらが先攻で表湧きはスキル4アタック1のため、アタックをカットしCシャックスで感電を狙うことに。裏湧きもスキル2チャージ1の完全に上振れ状態である。Cシャックスの感電も無事決まり、このターンはクルルを使われただけで済んだが、今大会で初めて万雷の加護が消えた。
4ターン目、奥義を構えられるが、CシャックスのアタックとRウァサゴのボコボッコルでマスティマを撃破し勝利。
VS エスカロップさん
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エスカロップさんも自分と同じく、「雷使いで挑むメインクエストVH(https://www.nicovideo.jp/series/125807)」という動画を投稿している縛りプレイヤーで、今回は3柱の雷メギドを率いている。また、インプとブリフォーで「インプとブリフォーのプチマゲドンツアー!(https://www.nicovideo.jp/watch/sm39042456)」要素まで組み込んでいて芸術点が高い。ラッシュ枠が4柱というのが特徴的な編成で、ここからアタッカーを選びながら、カウンター枠のCバエルで誘雷状態にし、Bインプで感電をばら撒いた後にCバエル奥義で〆というのがコンセプトだろうか。リーダーCバエル、Rインプ、Bサブナックの組み合わせが最も辛いので、最も瞬間火力の出るリーダーミノソン、Cシャックス、Rウァサゴの万雷軸を選出した。エスカロップさんはリーダーCバエル、Bインプ、Rアモンと選出。おそらくコンセプト通りの誘雷選出だろう。
1ターン目、Rアタックをウァサゴ、Cシャックスにチャージ、ミノソンにスキルを渡したが、裏湧きでチャージが大量発生したため、更にミノソンにスキルチャージと積んだ。相手はRアモンにチャージアタックチャージ、Bインプにスキル、CバエルにチャージとCバエルスキルが使えず辛そうであった。Rアモンをターゲットし、あとはミノソンスキルの行方を見守ることになる。Rウァサゴ奥義でRアモンを削り、1回目のミノソンスキルではRアモンは落ちず、2回目のスキルで落とすことができた。
2ターン目、Cシャックスの万雷奥義、Rウァサゴのボコボッコル、ミノソンスキルでBインプとCバエルを落として勝利。フォトン事故に強い基本選出の強みが特に出た試合だった。
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コロッセオメギドの中でも最も警戒していたゲイボルグ入りの構築と遂に当たった。ゲイボルグのオーブの種族が物体で物体?ゲイボルグに合うオーブ何かあったか?と少し混乱するも、感電耐性を持っていないことが分かり、大分楽に対処できると安堵した。しかし、カウンター枠が盾2柱ということで、そう簡単にはゲイボルグに有効打を振らせては貰えない。こちらはリーダーミノソン、Cシャックス、Rウァサゴと基本の万雷軸を選出し、柏木さんはリーダーゲイボルグ、Cウヴァル、Bフォラスと選出。
1ターン目、アタック2チャージ3で相手の先攻。相手はゲイボルグにチャージ、フォラスにオーブチャージ、こちらはRウァサゴにアタック、Cシャックスにチャージと積んだ。裏湧きでアタックが欲しい所だったが、スキル3チャージ2でゲイボルグの奥義が確定し、かなり辛くなった。シャックスがウァサゴ奥義とチャージで覚醒してしまい、スキルでの感電を狙えなくなるという裏目を引いた。こうなったら博打になるが、ミノソンにスキルスキルチャージと積んで、2回目のスキルがゲイボルグに飛ばない事を祈るしかなくなった。あと、チャージ2つで覚醒間近のBフォラスもかなり怖い。完全に意識の外であったが、Bフォラスのオーブはボーパルバニーではなくカミハカリ。単発高火力で崩すこちらの編成とは相性最悪のオーブである。ウァサゴ奥義がバリアで防がれたので、1巡目ミノソンスキルを複数ヒットさせてコロッセオ前にゲイボルグを倒す勝ち筋が消えた。ミノソンスキルは1回目はゲイボルグに2ヒット、2回目は見事ゲイボルグを避けてくれたので、コロッセオの優勢も取れた。更にミノソンスキルで発生した帯電でゲイボルグとウヴァルが感電。ここまでの上振れは流石に予想していなかったが、これでかなり勝ちが近づいた。
2ターン目、奥義でゲイボルグを落としたと思ったらハイドンで蘇生。BフォラスのカミハカリでRウァサゴのボコボッコルを防がれるもミノソンスキル連打でバリアを剥がしながら全員撃破して勝利。
6.最後に
カラフル杯の優勝賞品を頂きました!
— みにがっさ (@orph_Breloom) 2022年7月22日
めっっっちゃ嬉しいです! https://t.co/a39S5gn6X8
カラフル杯には初参加でしたが、まさか優勝できるとは……。自分が一番驚いています。それも、推しメギドのムルムルちゃんとシトリーさんの両方を入れた編成で。2柱とも採用理由は愛「だけ」にはしたくなかったので、最も推しが輝ける編成は何か、というのを全力で考えました。例えそれが選出圧力だったとしても、活躍したことには間違いないので満足しています。
自分は第1回ランクマッチでもRムルムルちゃんリーダーで50勝の称号を取るのが限界レベルの実力ですが、カラフル杯はメタゲーム要素が強く、普段のPVPとは別のゲームに感じました。このように独自色の強い形のものから、普段のランクマッチに近い形のものまで、有志によるPVP大会は色々開催されているので、気になった方は是非参加してみましょう!
最後に、対戦して頂いた方々、今回は対戦出来なかった参加者の方々、そしてこのような楽しい大会を主催して頂いたミロンさんに感謝を述べて〆ようと思います。
皆さん、ありがとうございました!とっても楽しかったです!