キノコの小部屋

レートの片隅に生えるキノコです。

【単体考察】グロパンキノガッサ

キノガッサ@毒毒玉
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特性:ポイズンヒール
性格:陽気
実数値:155(156)-150-113(100)×--80-134(252)
技:岩石封じ/グロウパンチ/キノコの胞子/身代わり

グロパンを使いこなせるのはメガガルだけじゃない!

【調整意図】
H:回復効率がいい16n+11(身代わりのHP38)
B:余り
S:ぶっぱ
努力値はポイヒガッサのテンプレ調整。

【生まれた経緯】
構築のエースとしてビルドガッサを使っていたところ、ループには入れても、まもみがや交換連打で岩封のPPを枯らされる負けが多発
→火力インフレで高火力が増えて身代わりを残しにくくなり、メガガルも減ったため、耐久を上げる意味は薄いのでは?
→面白い技ないかな、と覚える技一覧をチェック
_人人人人人人人人_
> グロウパンチ <
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これだ!


 サンムーンではZ技の登場などで高火力環境になり、キノガッサの身代わりを壊せない低火力ポケモンの数も減ったため、『どうせビルドを積んでも身代わりを残せないなら他の積み技でいいのでは?』という所からスタート。耐久が上がっても身代わりが耐えないならビルドより遂行速度が高くなる剣舞の方がいい。しかし、どっちにしろ岩封のPPを枯らされれば負けるのは目に見えている。新たな積み技を探していた所、ORASの技マシンにグロウパンチを発見。岩と格闘で攻撃範囲も確保できた。威嚇にも抗える。
 こうして、ビルド型の突破力増強と、2ウェポン型の技範囲のいいとこどりをしたキノガッサが完成した。

【使用感】
○利点
・足らない決定力を高めつつ、岩闘の2ウェポンで広範囲に打点が持てる。
→全抜きを任せるエースとしての運用となるため、耐性受けでも数値受けでも止まりづらくなった点が大きい。気合パンチ型とは、ループの切れづらさと岩封の打点上昇があるため全くの別物と考えていい。
・威嚇ループに強い
→サイクルの中で威嚇を複数回入れて対策する相手には滅法強く、相手がサイクルを回している間にグロパンで逆に攻撃を上昇させ、起点にしてしまうことができる。
・グロパンのPPが32と多い
→交替連打やまもみがで岩封のPPを枯らそうとしてきても、グロパンのA上昇により負担を掛けることができる。半減でも6段階上昇ならH177-B145グライオンの身代わりを確定で破壊できる(46~55ダメ)くらいの火力はある。催眠ループを妨害するコケコやレヒレの処理速度も上がる点も大きい。

○欠点
・ゴーストに透かされるとA上昇すら出来ない点が辛い。
→十分にAが上がっていない状態では耐久ゴーストに勝てない、もしくは岩封のPPを枯らされてしまう。
・ビルドと違ってBは上がらない
→イカサマや蜻蛉持ち相手に身代わりを残せなくなり、起点に出来なくなった。それでも、下降補正コケコの蜻蛉程度なら身代わりが残る程度の耐久はある。

 この型は、サンムーン環境でポイヒガッサを使った自分の出した結論型です。ポイヒガッサの型の1つとして参考になれば嬉しく思います。
 ウルトラサンムーンでグロパン復活希望してます。